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2011年3月24日 (木)

パンドラの箱について

病気や悲しみ、貧困など人々の不幸は箱が空いたときに飛び出てしまい、最後に1つだけ残ったものが「エルピス」で予兆や期待、希望と訳せるのだそうです。

①「エルピス」を予兆とすると、予兆が箱の中に残されたので外の世界には希望がある。

②未来で何が起こるか分かってしまうと人間は絶望して生きる事を諦めてしまう。しかし予兆が最後に残されていたので人々は絶望しないで生きられる。

③予兆が残り人間は結果が分からなくなり、無駄な努力もしなければならなくなる。

④実際の幸福は逃げ去ったが、いつかは幸福が手に入るという希望が残っている。

⑤偽りの希望が残り、人々は絶望する事もできず、空虚な期待を抱きながら生きなければならない。

⑥そもそも希望がある為に未来がわからず諦めることを知らない人間は、永遠に希望とともに苦痛を味わわなければならない。

(=ウィキペディア参照)

最初「希望」が残ったので良かったのかと思ったのですが、そうとも言えないようで様々な解釈が成り立ち、人間の未来を暗示しています。

核技術をはじめ遺伝子工学の人工ウイルスや人工多能性幹細胞(IPS細胞)技術、ナノマシン工学は人間の「希望」になるのでしょうか?

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