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2011年6月 8日 (水)

私の世界・人との邂逅―前田のマスター①

前田のマスターとは、高倉六角を下った直ぐ西側にある喫茶店「前田コーヒー」のマスターで30年来の友人でした。2009年の夏の終わりに癌で永眠しました。背が高くてちょっと言うことが面白いのですが美人の奥さんと二人で昼は喫茶店で夜はスナックをしていました。

マスターと知り合いになって楽しかったのは会社の社内旅行や白馬のスキーもなぜかほとんど一緒でした。カメラが得意で会社の専属カメラマンのようでした。

マスターが社内旅行に行くようになったのは、最初にいった沖縄の慶良間へキャンプに行った旅行が強烈な体験となったからです。

「あんたとこの旅行は好きやねん、よその会社は旅行に行って夜にすぐ女の話になるねん、わし、あれ嫌いや。女のこととちゃうで!」

サインの旅行は、家族や現地の友人も一緒に楽しむのですからそんな話になる訳もないのですが前田のマスターはよく言うのです。

最初の慶良間に行ったとき、沖縄では安いので船員会館に宿泊しました。船員会館はプロの船員が泊まるところで一泊4千円程度なのです。泊まり港の近くで、きれいとは言えないけれど機能的なビジネスホテルより風情があって、繁華街の松山やサインの仲間の川口達さんが常連にする前島のスナック「かりゆし」が直ぐ近所にありました。

サインは一時、民家を借りて現地事務所にしていたのですが、沖縄へ行と川口さんは「かりゆし」から事務所に通ったのではないかとおもうのです。

次の日は、泊まり港から慶良間へ向かうのですが一日3便あるかないかで朝の便を逃すと大変です。大きな漁船ほどの船で慶良間には小一時間で着きました。

慶良間諸島の阿嘉島港に着いたとき前田のマスターは、

「ふぇー、すごいなぁー」

と驚嘆の声を上げました。港の水がきれい過ぎで、5m以上の深い海底と熱帯魚の群れが直ぐ近くに見えるのです。

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