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2011年7月27日 (水)

私の世界・人との邂逅―半分庵とサインの人々③

半分庵と私は年が同じなので趣味が似ているというか、いわば新物好きでスケベ度が同じなのです。従って、京都に出来たばかりのノーパン喫茶やディスコに一度は半分庵の、

「おい、ちょっと行って見いひんか?・・・」

のお誘いについて行きました。行っても根が臆病者ですから、ただ見てくるだけで、みんなの話しのネタにするだけです。

当時のノーパン喫茶のお姉さんは、何故か機嫌悪くむっつりしていて、何のサービスがあるわけでもなく、客はただ卑屈に運ばれたコーヒーを飲みながら、ひたすら「ノーパン」の妄想に浸るだけでした。

この間、東京に仕事で行った大ちゃんから秋葉原の「メード・カフェ」の話しを聞いたのですが、サービスや愛想のよさに雲泥の差があるようです。

当時は独身だったので、半分庵が、

「お正月に御節でも食べにこないか?・・」

と誘ってくれました。

奥さんは、半分庵には勿体ないくらいの色白の目が印象的な美人で、まだ新婚早々だったと思います。

「何でこんな奥さんがいるのに、あんな所に行こうと言うの?・・」

と聞きたいのをこらえ、御節を食べました。少し顔が赤くなる程度のビールを飲みました。

中型バイクに乗って行ったので、テレビのラグビーを観戦して夕方までに酔いを醒まして帰ることにしました。

帰りの道すがら、「ビニ本」を売っていたので買って帰ることにしたのですが、新山陰街道を気持ちよく下っていたら、突然目の前に車のタイヤが見えました。

向かいのコンビニに寄ろうと、急にUターンした乗用車に追突してしまったのです。後は、気が付くと救急車、病院、先生、看護婦、警察と記憶がまだらにあって、本当に覚醒して気が付いたのは、自宅で布団に寝ているときです。

別に大した怪我はしなかったようなのですが、やたらと肩の後ろが痛くて気が付いたのです。そして、大変なことを思い出してしまいました。

「あっ、ビニ本どこやろ?・・」

確か、シートのお尻の下に引いていたのです。

「やらしい写真の散らばった中に気絶して倒れていたのや。・・」

僕はまた、気絶したくなりました。

話しは別に:事故を起こした自動車の運転手さんは、スーパーマンのように目の前を飛んでいくのを見て、「もうあかん!?・・」と思ったそうです。

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