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2011年8月11日 (木)

私の世界・子供のころの話03―秘密基地「石陣」

何故か昔の悪ガキ仲間は、秘密基地と称していろいろな方法で家をつくりました。近所の空き地は「石陣」と名づけられて、今から考えると、多分植木屋さんの管理地のような土地がありました。背長けよりはるかに大きな石が、ごろごろ置いてあって、大小の松や大きなクヌギ、その他の花木が植っていました。都合の良いことに、周辺部は笹薮になっていて目隠しがわりになるのです。

お家でぶらぶらしていると叱られる?ので、みんなが集まれるように、基地を作るのです。床は、こっそり持ってきた御座や外に干してある農家のわらを取ってきて敷きます。屋根もほかしてある?トタンを貰って?きます。周りは石で囲まれているので、一部を笹と縄で編んだドアや壁にするのです。

一度、困ったのは、木の上にセイちゃんが基地を作ってしまったので、まだ小さい僕は昇れなかったときです。仕方がないので、家から大きなはしごを持ってきて、やっと上がれました。そのはしごが目立った所為で、セイちゃんはおとうさんに見つかり、こっぴどく叱られたようです。それ以後、木の上は外から目立つのでやめになりました。

冬の季節は藁のお家が暖かくて一番です。田んぼに藁をくの字に積んだ基地としては格好の場所を利用して、藁だけでお家を作るのです。ただ、気をつけないといけないのは、そこら辺には必ず「野つぼ」という肥溜めがあることです。「野つぼ」にはまると匂いが大変ですが、決して親に内緒に出来ず、名前を変えられるのでした。

幸い僕は名前を変えなくて良かったのですが、近所の子の10人に2人、名前を変えています。

話しは別に:不思議なことに昔の親は、「勉強しろ、家に居ろ・・」ではなく、「邪魔だから、子供は外に行け、遊んで来い・・」と言うのが普通でした。

みんなの履物は高級な運動靴でなく、ゴムぞおりでした。それなので、笹薮は、刈り取ったあとが凶器となり、ベトコンの罠のように足を突き刺すことがあるのです。弓の矢を作るために、みんなは平気で笹薮に入って行って、せっせと凶器を生産していました。

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