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2011年8月11日 (木)

私の世界・白いパラソル

私は小さい頃から日傘は白と言うイメージでした。夏も近くなると、参観日に母が白いパラソルをさして学校に来てくれ、なぜか友人たちに誇らしく、うれしかったのを思い出します。

黒いパラソルは見た目が暑苦しいけれど、日差しをさえぎる効果は白よりあるようです。外側は白いパラソルで内側が黒もありますが、値段が高いのと、軽快さに欠けます。高くてよいのなら、全遮光という素材の日傘もあるそうです。

白・黒の違いについて

地上まで届く太陽光は紫外線と可視光線と赤外線です。

紫外線:日焼けの原因

可視光線:人の目で知覚できる範囲の電磁波(360 nm400 nm/760 nm830 nmのごく狭い範囲)

赤外線:熱効果

白はすべての光を反射するので白く見え、黒はすべての光を吸収するので黒く見えます。白は反射・黒は吸収という違いは紫外線にも当て嵌まります。

白の日傘は紫外線を反射することによりカットしますが、全ての紫外線を反射できていません。

黒の日傘は紫外線を吸収してカットしていますが、同様に全ての紫外線を吸収できていません。白の日傘と比べるとカットの割合は高くなるようです。

黒の日傘や衣服は可視光線や赤外線も吸収していますので、赤外線を吸収して熱くなります。

照り返しを考えた場合、白の日傘よりも黒の日傘の方が有利です。白の日傘は照り返しされた紫外線は、反射して向かってきます。黒の日傘は照り返しされた紫外線は、傘の内側で吸収します。

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