私の世界・息子との会話―「玄関の靴」

息子たちは玄関で靴をそろえて脱ぎません。子供の頃からそうなのですが、気が付くとそろえていたら覚えるだろうと私が整頓していたのです。

ところがそれを良いことに、余計しなくなったような気がします。

中学校の柔道の先生は躾が厳しくて、靴をそろえるように指導していたはずですがそれは柔道のときだけのようです。

先生は注意するだけではダメで、「自分でする習慣をつけないといけません！・・」と言っていたのですが、「道場の前だけ！・・」の習慣で家の玄関では関係ないのかも知れません。

たまに気が付くと「靴をそろえろ！・・」とは言っていましたが、「馬の耳に念仏」です。二十歳を越えて親に「靴を揃えろ！・・」は無いと思って我慢しています。脱ぎっぱなしも酷いのですが、やたらと靴やぞうりなど履物が多いのです。

私の履物はいつも隅っこに1つ、リハビリ用のチンバの靴（左右で揃いでないもの）があるだけなのです。

話しは別に：この間、長男に「オットンの洗濯したものは臭いのでしないでくれ？・・」と言われました。私の洗濯物がそんなに臭いのかとショックでした。後で聞くと、長男は洗剤と一緒に自分の気に入った芳香剤を入れないと自分の汗の臭いが気になるのだそうです。そんな感受性を何故靴やほかのものに向けないのか不思議です。