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2011年11月16日 (水)

私の世界・読書から15―「終焉の始まり」①

少し自分の本を整理しようと積んである本を取り出いて「いる」・「いらない」と並べだすとジョン・ホーガンの「科学の終り」が目に留まりました。かなり分厚い本で読んだ記憶はあるのですが内容が思い出せません。仕事の合間に読んで見ようと事務所の書棚に置くことにしました。

読んで見ると、また同じような感動と憤慨に見舞われます。

「何でこんなに良いことが書いてあるのに見過ごしていたのだろう?」ということです。このブログの初めの方で書いたシュレーディンガーの「精神と物質」の時もそうでした。

ただ今回も、第一章の「進歩の終焉」でステントの話が出てきて、ステントは何故か以前に読んだ記憶がありうれしくなったことをまた思い出しました。

ステントの書いた「進歩の終焉来るべき黄金時代(始まりの本)」は『科学や芸術の進歩は、永遠に続くのだろうか。分子生物学の興亡、ポップ・アートや現代音楽の動向を分析しつつ、その終焉を宣言する。成長を前提としない社会のあり方が模索されている現在を、すでに1960年代に予言していた、人類の歴史観から導かれた刺激的な文明論。』と言うものです。

ジョン・ホーガンは本の最後を「科学―正しく純粋で経験的な科学―が終りを告げた今、他に信じるものがほかにあるのだろうか?」で終えています。

福島の原発事故に遭遇した日本はこの時とばかりに怪しげな疑似科学や宗教擬(もどき)が横行し始めそうです。

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投稿: 小林令子 | 2011年11月16日 (水) 16時43分

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