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2011年12月29日 (木)

私の世界・升田幸三名人の「棒玉」について

知りたかった「将棋の棋譜でーたべーす」のアドレスが分かったので早速升田名人が真剣師の小池重明氏と角落ちで戦って勝った戦法、「棒玉」と言う鬼手の棋譜を捜してみました。「小池重明」の棋士別一覧に棋譜がありました。

「将棋の棋譜でーたべーす」

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php

以下はウィキペディアによる「升田幸三」に関する記述からです。

「引退後1982227日に羽沢ガーデンにおいて、当時プロに匹敵する実力を持つと言われていた真剣師・小池重明と角落ちで対局し完勝している(大山は角落ちで敗れ、当時の名人中原誠とは角落ちで11敗)。この将棋は記録が残っている升田の最後の対局で、引退して3年ほど経っていた升田に春秋に富む気鋭の小池が挑んだものである。対戦前は小池優勢と見られており、事実途中まで小池は優勢に進めていた。升田は飛車の上に玉を乗せる飛頭の玉という奇手(‘棒玉’と呼ばれている新手の嵌め手)で対抗した。小池が50手目に指した8五歩において小池は作戦勝ちを確信したという。小池は升田が9四金と逃げるとばかり思っていたというが、升田はあっさりと8五同金と金歩の交換に応じ、その瞬間に小池の勝ちは無くなった。局後升田は小池に「8五歩と打ったのはやはり素人だな。君は私がプロだということを忘れとったろう」と言ってのけ、小池は負けずに「将棋が弱くなっておられると思っていました」と返している。」(=ウィキペディア)

 50手目の図

Photo

最初見たときは、「飛車の上の王」の異常な光景に驚きました。「玉飛接近せず。」が将棋の鉄則なのに、騎馬戦の大将のように王が飛車の上に鎮座しています。歩を金で取ると、銀で「ただ取り」となるのですが代償にと金が出来るのです。そして、「歩切れ」なので王が飛車の乗馬を降りるとものすごく威力を発揮すると言う嵌め手であることが私でも分かりました。

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