私の世界・息子との会話―起きるのが得意な親父と苦手な息子

私の息子たち2人は朝起きが苦手です。昨日の晩も夜中に帰ってきた長男は寝ている私を起こして、

「お父ちゃん、朝6時半に起こしてね？仕事があるねん！・・」

と頼むのです。お願いをするときはいつもの呼び方「おっトン！」ではなく「お父ちゃん」です。

後で時計を見たら２時を過ぎていました。

6時半になって起こしに行くと、いつものように下から呼んでも起きません。仕方なく2階に上がっていくのです。糖尿の低温火傷の足の潰瘍がまだ十分に治ってなくて足が神経症で変なので階段は苦手なのです。

上がって声を掛けると、いつもですが頼んでおいて、「何で起こすのぉー？！・・」という不機嫌な厭な顔をします。

「何で上がってくるの？・・」

「大声で呼んでも起きひんやんか？・・・」

起こすときの朝の定番の会話です。

話しは別に：私は若いときに秘儀を思いついて、朝起きが得意でした。それは枕の神様信仰です。眠るときに起きたい時間を枕の神様にお願いし、その数だけ枕をトントンと叩くのです。この効果は絶大で起きる時間をほとんど違えた経験がありません。6時半のときはトントン6回とちょっとトンです。信じる者は救われるのですが息子に教えると鼻で笑いました。