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2012年1月 6日 (金)

私の世界・読書から18―「終焉の始まり」②

フランシス・クリック(1916-2004)はイギリスの科学者でDNAの二重螺旋構造の発見者で、物理学から生物学に転向して成功した人です。

彼は晩年になって「なぜ脳から意識が生じるか?」という意識の問題に取り組みます。意識を脳内の生理学的な過程に置き換える還元主義の立場から研究を進めています。単純な神経細胞がネットワークを通じて複雑な組合せとして活動する脳の研究を論じるのです。

彼が著書の『生命そのもの』で「生命の起源は、ほとんど奇跡のように思われる。それを生むに適した、余りにも多くの条件が必要なのだ。」と言います。そして、「数十億年前に宇宙船に乗って地球を訪問したエイリアンが、意図的に生命の種としての微生物を蒔いていったのだろう。」と主張してしまうのです。

様々な原子・物質が生成し、それを材料に偶然に生命が発生して生物の進化により人に至る話が高々150億年というのは、宇宙や太陽と地球に与えられた時間が余りにも短すぎると思うのです。

それで、ホイルの定常宇宙論に魅力を感じたのですが、クリックもホイルと似て「偶然にしてはおかしい?」という発想を持った人のようです。決して直ぐに神の所為にしないところが素敵ですごいと思います。ホイルは「八百長」、クリックは「エイリアン」なのです。

イギリスの科学者は国王のための宗教?が信じられないので「信仰心」の少ない人が生まれる土壌があるのではないか?と思ってしまいます。

人間にとってそのエイリアンが神様(創造主)なのかも知れません?

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コメント

シリアまた自爆テロ 25人死亡
905407

投稿: シリアまた自爆テロ 25人死亡_745089 | 2012年1月 7日 (土) 00時36分

サウジ下着販売 男性店員ダメ
905407

投稿: サウジ下着販売 男性店員ダメ_745089 | 2012年1月 6日 (金) 20時49分

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