私の世界・妻との会話-お正月のマージャン
何処から聞いたのか「麻雀はボケ防止」と言う話を聞いてきて、ここ何年か家内はお正月になると、
「マージャンをしよう!・・」
と言い出しました。
最初は全然ルールを知らないのに、
「トランプのブリッジ出来るし、同じチャうの?・・」
ということで仕方なく付き合うようになりました。
ちょうど家には骨董ものの洗牌のとき「チャラチャラ」と良い音のする水牛の麻雀牌がそろっています。
次男は賭け事が嫌いな癖にゲームとなると目が無く、誘うと参加します。最初は長男も付き合っていたのですが頭脳を使うと持続力に欠けて、「頭が痛くなってきた!・・」と直ぐに飽きて止めてしまいました。
仕方が無いので「3人麻雀の何でもあり」でトランプの数合わせのような麻雀の真似ごとが始まりました。点数も細かい話しは面倒なので、上がりのとき「何翻」あるかだけにしました。一翻1000点、満願(四翻)8000点で親は5割り増しです。
最初は点棒も持たないで、上がったときに僕が「今のは満願」とか、宣告するだけでした。やっている内に「点棒を持たないと誰が勝ったか分からない」と賭けもしない麻雀なのに贅沢なことを言い出して、各自3万点の点棒を持つことにしました。
家内と次男は1翻縛りもくそもない「何でも有りルール」で、そろえるだけで良いのですが私はハンデとして1翻縛りです。
さすが継続は力というか、最近では家内も次男も相当の打ち手になって来ました。正月早々に早いリーチを次男が賭けたので適当に牌を出すと断么九、三暗刻、対々和、ドラ3つで親の倍満です。
「ツモったら四暗刻やん!?・・」とビックリしていたら、今度は家内がリーチします。
ツモ上がりした手を見るとドラのラス牌、東単騎で一気通貫が付いていました。
話しは別に:「枕」を始め「リーチ」や「ドラ」、「カン」、「フリテン」など麻雀用語は多く、その意味と戦術を覚えるのは大変でも奥が深くて楽しいものです。
牌には上下のあるものと、ないものがあって「牌をそろえるときは気をつけないと悟られる。」話をしたら家内は痛く感心していました。
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