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2012年2月23日 (木)

私の世界・話のネタ―「世界の暗転作戦」て何?

ネットの@niftyニュースからです。

「ハッカー集団Anonymous(アノニマス)は2012331日に、インターネットを一時停止させる「Operation Global Blackout(世界の暗転作戦)」を予告した。「ネット検閲につながる米国の法案SOPA、米国の金融街として知られるウォールストリート、無責任な指導者と彼等に愛される利己的な銀行家に対する抗議」としている。

Anonymousの予告は、文書共有サイト「Pastebin.com」から閲覧でき、その手法についても事前に把握できるようになっている。

具体的には世界に13台だけある「ルートDNSサーバー」を狙う。ルートDNSサーバーは、人間がWebサイトの住所として認識している「pastebin.com」といったドメイン名と、通信機器が住所として使う「69.65.13.216」といったIPアドレスを対応させるDNSサーバーの一種で、最も重要な根幹(Route)という位置づけ。日米欧の政府機関、団体、大学、企業が管理している。

攻撃の手法は、ネットを介して多数のパソコンから一斉に通信を行い、処理能力を超えさせ、機能停止に追い込む「DDoS」攻撃だ。AnonymousWindowsLinuxパソコンに入れて自動で攻撃をしかけるツール「ramp(ランプ)」も開発し、その仕組み、使い方も紹介している。

Anonymousは事前に標的と手法を明らかにしつつ、今回の目的はあくまで抗議であり、ネットを「殺す」つもりはなく、「一時停止」させるだけだと強調している。

計画実行までには1カ月以上の余裕があり、Anonymousでは、一般のものより脆弱(ぜいじゃく)なDNSサーバーを利用して、最重要なルートDNSサーバーに到達すると明言していることから、DNSサーバーを管理する企業、団体などはセキュリティ向上のために対策を取る時間がある。」(植木 皓=ニューズフロント)

13台だけある「ルートDNSサーバー」とは

ルートサーバは、Domain Name Systemにおいて、ドメイン名空間の頂点にある情報を保持するサーバ。ルートサーバは世界に13個存在し、そのIPアドレスは一定である。

Dsn_3

 巨大システムであるインターネットの弱点はルートサーバです。ルートサーバはインターネット頂点にあり大動脈です。仮にルートサーバがダウンすると、ホスト名やドメイン名によるアクセスが一切不可能になり、通常のURLやメールアドレスも機能しなくなります。

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