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2012年7月12日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「アンチエイジングの秘密?」と世話を焼かせる?

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースからです。

間違ってはいけないのは、「アンチエイジング」といってもミツバチやマウスのことです。

ただ、「年をとったミツバチの能力が若い頃の状態に回復する」のが「若い保育士役のハチをいなくすると年寄りのハチたちが、幼虫のためにロイヤルゼリーを分泌するなど、若い頃に果たしていた子守役を引き受ける働きを見せた。」というものです。

よく考えると、うちの息子たちはもう大人なのに、色々と私や家内に心配事を持ち込み、かつ世話を焼かせます。知らず知らず、「アンチエイジング」と、気を使ってくれているのかも知れません。

「人間の場合、適度な量のグルタミン酸は記憶や学習の効果を高める。ただし、多すぎれば高度な認識能力に障害を与えることもある。」とありますが、昔から「グルタミン酸が脳に効く」は知られていました。「脳に良いから」といって沢山取ったり、取り過ぎても、血液脳関門と言う機構があって、「物質交換を制限」します。

イースター島で見つかった薬剤のラパマイシンは免疫抑制剤ですから、怖い薬のようです。それと、ただ寿命延長作用があるだけというのも余り意義を感じません。「座して新薬を待つよりも、若さを保つために新たな挑戦に取り組む」は、当然のことです。ただ、年が行くと何に挑戦したら良いかが分からないのです。

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ラットの血液脳関門の電子顕微鏡画像

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『アンチエイジングの秘密に迫る新研究

July 11, 2012

 最近発表された動物に関する2つの発見は、人間のより長くより幸せな人生のために、いつの日か役立つかもしれない。1つは、年をとったミツバチの能力が若い頃の状態に回復することを明らかにした研究。もう1つは、イースター島で見つかった薬剤により実験用マウスの記憶能力が改善されたという研究だ。

 ミツバチの研究は、集団における若いハチと年とったハチの能力の違いを調査する内容で、5月に「Experimental Gerontology」誌に掲載された。研究では、まず若い保育士役のハチを巣から取り除いた。すると6週間の寿命を間近に控え、“加齢に伴う学習障害”を示していた年寄りのハチたちが、幼虫のためにロイヤルゼリーを分泌するなど、若い頃に果たしていた子守役を引き受ける働きを見せた。研究を率いたアリゾナ州立大学生命科学学部のニコラス・ベイカー(Nicholas Baker)氏は研究報告のなかで、年寄りのハチの多くが「若い子守役のハチと同じ行動を示した。それは私たちと似た行動で、彼らは知性を取り戻した。一体これは何が起きたのか」と述べている。しかし年齢を重ねたハチのすべてが、優秀な子守役に戻ったわけではなかった。能力を取り戻したハチと回復が不十分なハチを分析した結果、顕著な回復を示したハチの脳内には、高濃度のタンパク質グルタミン酸が見つかった。人間の場合、適度な量のグルタミン酸は記憶や学習の効果を高める。ただし、多すぎれば高度な認識能力に障害を与えることもある。研究では、グルタミン酸によってハチの脳細胞の再生が可能になり、再び引き受けた子守役の務めを終えるまで、当初の寿命よりも長生きすると結論づけている。これはハチにとってだけでなく、おそらくは人間にとっても朗報だろう。「基本的には年齢を巻き戻すことはできない。しかし今回の研究が示すのは、社会的な繋がりを持ち、新たな活動に就いて新しい脳細胞間の結合ができれば、老化の弊害を遅らせることができるということだ」とベイカー氏は語る。この研究は、さらに別の利得をもたらす可能性もある。ミツバチの脳内タンパクの変化を研究することで、老化による脳機能の減退を食い止める医薬品の開発に繋がると期待されている。ただしベイカー氏によれば、そのような薬が完成するにはあと30年かかるかもしれないという。そして同氏は高齢者に対し、座して新薬を待つよりも、若さを保つために新たな挑戦に取り組むよう勧めている。

◆マウスの老化防止薬は人間にも有効か?

テキサス大学健康科学センターの研究者らは、年老いたマウスの記憶減退を抑制する薬を発見した。この薬は抗うつ効果を示し、実質的には寿命を引き延ばす。この研究は「Neuroscience」誌に628日付けで掲載されたもので、ラパマイシンという薬の有効性を検証する内容だった。ラパマイシンは1970年代にイースター島の土壌から見つかった薬品で、名前はイースター島のポリネシア語名ラパ・ヌイに由来する。ラパマイシンは長年、臓器移植の確実性を高める免疫抑制剤として使われてきた。老化防止の面で検証が行われるようになったのはつい最近のことだ。そして今回の研究では、ラパマイシンを投与したマウスに、記憶能力の強化や不安神経症の抑制および抑うつ、さらには延命の効果が現れた。最初はアルツハイマー病を罹患したマウスのグループと、その対照グループにラパマイシンを与える計画だった。しかし研究の共著者ベロニカ・ガルバン(Veronica Galvan)氏によれば、程なくして年老いたマウスが活力を取り戻しただけでなく、健康体のマウスも実験前より活気を示していることに気付いたという。研究者らは、細胞が成長するのか、寿命の長期化に繋がる「維持モード」に入るのかを決めるタンパク質をラパマイシンが抑制すると説明している。次の段階は人体による臨床試験だ。ガルバン氏は今後5年をかけて臨床試験に臨みたいとしている。

ラパマイシン(英: Rapamycin)(=ウィキペディア)

免疫抑制剤の一つ。1970年代にイースター島の土壌でStreptomyces hygroscopicsという放線菌の一種から産生された化合物として発見された。同島のポリネシア語名の「ラパ・ヌイ」のラパと、「菌類から生じた抗生物質」を意味する接尾語のマイシンとを組み合わせてラパマイシンと名付けられた。

免疫抑制作用:免疫抑制作用においてカルシニューリン阻害剤より優れている点は、腎臓に対しての毒性が低いということである。カルシニューリン阻害剤により長期的に免疫を抑制された患者は、腎機能が低下し、時には慢性腎不全を発症する場合もあるが、ラパマイシンではその心配が少ない。

がん治療作用:ラパマイシンの抗増殖効果には、がんに対する治療効果がある可能性がある。

平滑筋増殖抑制作用:平滑筋増殖抑制効果があり、狭心症・心筋梗塞等における心臓カテーテル検査において用いられる血管内ステントに、ラパマイシンを配合したステントが製品化されており(サイファー Cypher®)広く循環器科領域で用いられている。また、リンパ脈管筋腫症においても使用されている。

寿命延長作用:2009年の研究では、ラパマイシンを与えられたマウスは与えられる前に比べて寿命が28-38%伸長し、最大寿命が全体で9-14%伸長した。同研究の注意書きによると、実験は生後20ヶ月の成熟したマウス(ヒトに換算すれば60歳前後)で行われた。これは、一般的な延命策と違って、すでに高齢化しているヒトの寿命を伸長させる可能性を示唆している。しかし、前述のとおり、ラパマイシンには強い免疫抑制作用があり、医師の処方によらない安易な摂取はやめるべきである。

血液脳関門

血液と脳(そして脊髄を含む中枢神経系)の組織液との間の物質交換を制限する機構である。これは実質的に「血液と脳脊髄液との間の物質交換を制限する機構」=血液髄液関門 (blood-CSF barrier) でもあることになる。ただし、血液脳関門は脳室周囲器官(松果体、脳下垂体、最後野など)には存在しない。これは、これらの組織が分泌するホルモンなどの物質を全身に運ぶ必要があるためである。

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