私の世界・面白い話のネタ―「ギークな父親」、いや「ヘタレのおじん」
ネットのWIRED(ワイアード)のニュースからです。
「ヒロインから見た文化論」は面白くて日本人にとっては、うれしくなる話です。少し長いので結論と論点しか載せませんが、興味がある人は、
http://wired.jp/2012/08/16/disney-vs-miyazaki/
で見てください。
話しは別に;ただ、文中の「ギークな父親」は、何か懐かしい感じがするのです。調べてみたら、やはりブラッシーでした。ブラッシーが挑発の決め台詞として"Listen, You Pencil Neck Geeks!":「このヘタレ野郎どもめ」と「ギーク」を使ったのは知る人ぞ知る話です。
フレッド・ブラッシーは子供の頃、テレビでよく見ました。歯をやすりで磨き、力道山のおでこをゴリゴリこれ見よがしに齧る姿は、寒気がするほど迫真の演技で、本当に怖かった覚えがあります。下で紹介していますが、「ショック死に至らしめたプロレスファンの累計人数は90人超。本人は内心、100人の大台を目指していた。」というほどで、なにしろ当時は凄いのです。
ブラッシーを調べていて、ニックネームがクラッシー(Classy /お洒落な)と始めて知りました。クラシャー(Crusher/破砕機、壊し屋)と思っていて、そんなに「お洒落な」ニックネームと知りませんでした。
"geek" は原義の「サーカスの芸人」⇒「社会に適応できない者」⇒「ヘタレ」なのです。気に入ったので、これから自分のことを「ギークな父親」と言おうと思ったのですが、「ヘタレのおじん」と言われそうなことに気が付いて「ヤーメた・・」です。
ギークな父親が、ディズニー・アニメのプリンセスと宮崎駿アニメのヒロインについて比較し、娘に見せるなら宮崎作品だと結論している。その理由は3つあるという。
・・・中略
結論
わたしの5歳になる娘がごっこ遊びをするなら、ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』よりも『魔女の宅急便』をモデルにしてほしいと思う。ディズニーのビジネス複合体が、宮崎監督というすぐれたストーリーテラーによって置き換えられ、米国の子どもたちに、よりすぐれた物語とロールモデルが提供されるとしたら、素晴らしいことだ。』
1.「元型」対「個性」
2.「性的な魅力」対「関係性」
3.「信頼できない両親」対「機能する家族」
ギーク(geek)
アメリカの俗語で卓越した知識があるということを指す。そもそも良い意味では使われなかったが、インターネットが注目されるようになると共に、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を有する者もギークと呼ばれるようになった。現在ではけなす意味合いも薄れてきており、自称としても用いられている。 なお、日本ではしばしば「オタク」と訳されるが、"geek" には サブカルチャーの熱心な愛好家という意味はあまり含まれず、「(コンピュータ系などの)技術オタク」という意味合いに近い。
語源と意味の変遷
もともと "geek" とは、サーカスやパレードなどの見世物で、ヘビやニワトリを食いちぎったり、昆虫を呑み込んだりするパフォーマーのことをさしていた。さらに多くの辞書学者によると、"geek" の語源は16世紀にシェイクスピアがアメリカ的表現を用いた頃の "geck" という語にさかのぼるといわれる。これは中世低地ドイツ語で「愚者」「嘲笑すべきもの」「騙されやすい者」といった侮蔑的な意味の語であった。現代のアメリカ俗語でいう "geek" の意味が世に知れ渡ったきっかけは、1953年からプロレスラーのフレッド・ブラッシーが挑発の決め台詞として用いていた、"Listen, You Pencil Neck Geeks!"(このヘタレ野郎どもめ) というフレーズである。この台詞は1976年にブラッシー自身が発表した歌 "Pencil-Neck Geek"、また彼の自伝 "Listen, You Pencil Neck Geeks" のタイトルとしても有名となった。この頃から "geek" は原義の「サーカスの芸人」から転じて「社会に適応できない者」という意味合いを持つようになり、特にコンピュータ・マニアを指して使うようになった。
フレッド・ブラッシー(1918年2月8日~2003年6月2日)
アメリカ合衆国のプロレスラー、プロレス・マネージャー。本名はフレデリック・ブラスマン(Frederick Blassman)。ミズーリ州セントルイス出身。ニックネームはクラッシー(Classy / お洒落な)。ハリウッド・ファッション・プレートの異名を持ち、スポーツ・エンターテイメントのプロとして衣装などのビジュアル面には非常に気を遣ったことでも知られる。近年でもザ・ロックやクリス・ジェリコらが彼のファッションの影響を受けている。日本では「銀髪鬼」と呼ばれ、力道山との試合などで黎明期の日本プロレス界に衝撃を与えた(親日家でもあり、夫人は日本人だった)。
<面白いブラッシーの話>
・噛み付きギミック(プロレスのキャラクターのこと)のせいで、肝炎になったことがある。
・引退後もヒールとしてのリップサービスを忘れておらず、力道山へのコメントを求められた際も「リキとは地獄で決着をつけなければならない」と答え、「力道山は天国に居ます」というインタビュアーの反論に対しても「奴は俺と同じ地獄行きだ」と切り返した。
・プロレスラーとしてのキャリアの中で、ショック死に至らしめたプロレスファンの累計人数は90人超。本人は内心、100人の大台を目指していた。
(=ウィキペディア)
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