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2012年8月29日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―「ロマ」ってジプシーのこと? フランスではジタン?

ネットのCNNのニュースからです。

「ロマ」はジプシーと呼ばれる人達に属し、そのうち主に北インドのロマニ系に由来する人のことだそうです。フランスではジプシーは「ジタン」(Gitan)と言います。チャールズ・チャップリンもロマの血を引いていて「浮浪者」のキャラクターは、ロマを観察して創り出したとの説もあるそうです。

中学の頃から、ジプシーに憧れていた伏しがあります。自由な生活と「学校に行かなくてよい、かも・・?」が気に入っただけ、かも知れません。それと、弱い立場にある人をいじめる権力者や金持ちは、その頃から嫌いというか、好みではありませんでした。それで、今でも貧乏なんかも?

記事を読むと「止めたれよー・・!」と叫びたい衝動に駆られます。仕方ないので、パリ南部エブリーの線路沿いにある「ロマ」の野営地を探してみました。確かに「この場所」とは言えませんが、似たような場所だと想像します。

72人の場所の線路沿い」しか情報がないのですが、「きっと、公共施設などに挟まれた狭小な閉鎖地で商業的土地利用が出来ないところ?」と、それをヒントに探してみました。

『ル・ジタン』

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話しは別に:アランドロンの『ル・ジタン』(原題:Le Gitan)は好きな映画の一つで、アランドロンの魅力が十分に出ている映画です。男性の私が言うのは少し変ですが、女性なら「抱かれたい、男性では?・・」と思うのです。但し、本来の俳優の好みから言うと、リノバンチェラやジャンギャバンです。

パリ南部エブリー

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エブリーの街

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たぶん・・「ロマ」の野営地?

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『フランス内相、ロマ野営地の撤去を指示 野党時代の姿勢転換

2012.08.28 Tue posted at 12:06 JST

パリ(CNN) フランスのバルス内相は27日、パリ南部エブリーの線路沿いにある少数民族「ロマ」の野営地を撤去し、子ども19人を含む住民72人を排除するよう警察に指示した。「不衛生で不安定な生活状態」を理由としている。オランド大統領率いる社会党は、サルコジ前大統領率いる当時の与党が2010年に各地でロマの野営地を撤去した際には非難する側に回っていた。しかしその姿勢を覆す形で、バルス内相の指示により、8月初旬以来5カ所の野営地が撤去されている。バルス内相は、野営地の住民は別の場所に住居を確保し、国外退去はさせないと言明したが、詳細は明らかにしなかった。ロマについては「ああしたマフィアや未成年を通じた犯罪を行う者とは戦う必要がある」と強調した。これに対して、ロマ支援団体の関係者は強い憤りを覚えると述べ、「仕事をしていた人は失業し、学校に通っていた子どもたちは教育が受けられなくなる」と懸念。「この国で人権が尊重されないことは容認できない」と語気を強めた。オランド大統領は今年の大統領選では、ロマの野営地を撤去する際は別の解決策を提示すると表明していた。サルコジ政権が10年にロマの野営地を撤去した際は、欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会が人権侵害の疑いで調査に乗り出した。この時はロマが自発的にフランスを出国すれば大人1人当たり300ユーロ、子どもは同150ユーロが支給された。ロマは主に欧州南部と東部に住み、貧困生活を送る人も多い。定住せずに野営地やキャラバンで暮らす生活スタイルは、歴史を通じて迫害の対象になってきた。

ロマ(roma

ジプシーと呼ばれてきた集団のうちの主に北インドのロマニ系に由来し中東欧に居住する移動型民族である。移動生活者、放浪者とみなされることが多いが、現代では定住生活をする者も多い。ジプシーと呼ばれてきた集団が単一の民族であるとするステレオタイプは18世紀後半に作られたものであり、ロマでない集団との関係は不明である。

第二次大戦までの多くの国では、ロマは固定した店舗で開業することは禁止されていた。このため、伝統的に鍛冶屋、金属加工、工芸品、旅芸人、占い師、薬草販売等に従事していた。現在も基本的に移動生活を続けているロマは多く、移動手段として自動車を用い、これに伴って職業も以前の馬の売買から、自動車の解体・中古車のあっせんなどに変化してきている。第二次世界大戦のナチス迫害によって、ロマの人口は減少した。社会主義体制となった東欧とソ連圏では、ロマの労働者化を進めるために移動禁止令が制定された(ソ連1956年~ポーランド1964年)。これらはロマに定住を求める同化政策であり、政治家にまでなったものもいる。西欧諸国ではロマへの同化政策は採用されなかったが、国内のロマを少数民族とみとめて権利を与えることはなかった。例外的に社会主義国のユーゴスラヴィア(1974年)とハンガリー(1979年)が、ロマを少数民族と認定した。スイスでは、1926年から1972年まで政府の支援を受けた民間団体「青少年のために」が1000人以上の子供のロマを親元から誘拐し、施設に収容したり、スイス人の家庭へ養子として引き渡したりした。ドイツでは1995年に、ドイツ国籍をもつロマを少数民族と認定している。戦後の経済変動のなかでロマの生業は成立しなくなり、ロマの経済的な困窮は一段と進んだ。伝統的な生活を放棄する者も多い。(=ウィキペディア)

『ル・ジタン』(原題:Le Gitan

1975年に製作されたフランス映画。“ジタン"の通り名で呼ばれる犯罪者ユーゴ・セナール(アランドロン)は、ジプシーの血を引いているために世間から冷たい仕打ちを受けて生きてきた。3年前、仲間に暴力をふるった村の村長を殺害したために刑務所に収監されていたが、そこで知り合った銀行強盗のジョーと共に脱獄し、その後は彼と共にいくつもの銀行を襲っていた。そんな彼らを追う警察のブロー警視、そして暗黒街の大物であるヤン、男たちの様々な思惑が交差する。(=ウィキペディア)

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