私の世界・面白い話のネタ―「択捉島・焼山が大噴火」
ネットの北海道新聞8月28日朝刊掲載ニュースからです。
「噴煙、エクアドルの火山が活発化」を言ってると、「択捉島でも焼山が大噴火」というニュースです。
アメリカや沖縄に来た未曾有の巨大台風、アメリカの旱魃もそうですが、何か「地球が怒っているのでは?」と思ってしまいます。
焼山は名前だけあって、近年でも噴火しており活発な火山のようです。当然なことですが、気象庁は択捉島が日本領土なので、択捉島・焼山を「北海道の火山」として気象統計情報をキチッと残しています。
『択捉島・焼山が大噴火 ビザなし訪問団確認(08/28 07:12)
【根室】北方領土ビザなし交流の専門家枠で択捉島を訪れていた火山専門家訪問団が27日、根室に帰港して記者会見した。16日に小噴火した同島の活火山、焼山(やけやま)(1158メートル)で25、26の両日、大規模噴火を確認し、火山活動が活発化しているとの見方を示した。火山専門家訪問団は中川光弘北大教授(火山学)を団長に、道の津波浸水予測図作成の中心となった笠原稔北大名誉教授ら6人。 訪問団によると、焼山は両日、噴煙が上空4千~5千メートルに達する大規模噴火を1回ずつ、噴煙数百メートルの小噴火も計3回確認した。島最大の町、紗那は焼山から北へ約25キロ離れており、降灰が想定された以外に現時点では被害が及ぶ可能性は低いとみている。』<北海道新聞8月28日朝刊掲載>
大規模な噴火で焼山から上がる噴煙=26日午後6時5分ごろ、択捉島内岡
択捉焼山(択捉島)の位置
択捉焼山
択捉焼山(択捉島)
千島列島の択捉島中部、東海岸(太平洋側)にある火山。1945年まで択捉島を統治し、現在も領有権を主張している日本では、焼山の別名として小散布山とも呼んでいる。一方、同年に同島を占領したソビエト連邦を継承し、現在も実効支配しているロシア連邦ではこの山を≪Иван Грозный≫(イヴァン・グローズヌィ)と呼んでいる。これは16世紀のロシア帝国の皇帝、「雷帝」イヴァン4世にちなんだものである。輝石安山岩の成層火山。中央火口丘に硫気孔がある。近くにある小田萌山と併せて扱われることも多い。(=ウィキペディア)
(気象庁:気象統計情報・火山・北海道の火山 より)
1158m 北緯45度00分43秒 東経147度52分16秒 (世界測地系) 輝石安山岩の成層火山。中央火口丘に硫気孔がある。別名Ivan Grozny(イワングロツニ)、小散布山。
記録に残る火山活動
1973(昭和48)年 噴火 1月初旬 山頂火口で小爆発。5月16日 山頂火口で一連の強い爆発。大きな火口形成。
1989(平成元)年 噴火 5月3~14日、6月19日、8月上旬に爆発。噴煙高度2000m。
<日本活火山総覧(第3版)(気象庁編、2005)による。>
写真に別の火山も載せていますが、焼山を探査した時の「おまけ?」です。択捉島は活火山が多いのかも知れません。
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