私の世界・知らない世界―失われた都市ウバル(Ubar)を探査!?
アラビア半島南部の3分の1を占める世界最大級の砂砂漠がルブアルハリ砂漠です。サファリやゴビは有名ですが、「ルブアルハリ」と舌を噛みそうな名をいえる人は少ないと思います。
ルブアルハリ砂漠
そこに「失われた都市ウバル(Ubar)」があるそうなので、探してみようと思い立ちました。
ネットで調べると、オマーン⇒サラーラ空港⇒山越えでスムライトの町⇒シスル村(=ウバル)というルートの紹介がありました。「スムライトから目的地のシスル村までは約80kmの道のり」とあります。
地図探査とグーグル・アースを駆使して、「スムライト」は以外に直ぐに見付かります。始めは気が付かなかったのですが、スムライトの「Thumrayt」というスペルがあったのでそれで検索すると直ぐに分かりました。
スムライト(Thumrayt)
次は、シスルですがスペルも分からないし「約80kmの道のり」は方向が分からないのです。道路沿いを調べたのですが、分からないので奥の手の「写真」をクリックしまくったのです。そうしているうちに写真の「Oasis near shisr」を見つけました。
Oasis near shisr
後は、道路をたどっていってシスルを探したのですが、砂漠のNEARは大変な距離なのです。
シスル村のウバル(Ubar)の案内看板
ウバル(Ubar)の街の一部
後でルートを言うと余りにも単純なので気が抜けますが、サラーラから1本道です。「何で苦労したのやろ?やはり砂漠は魔物。」
シルスへの道
ルブアルハリ砂漠
アラビア半島南部の3分の1を占める世界最大級の砂砂漠。サウジアラビア南部、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメンの4カ国に広がる。アラビア語では、アッ=ルブア=ル=ハーリーと呼ばれ、英語では「空虚な4分の1(一角)」(the Empty Quarter) と訳されたが、何も無い所というのが本来の意味に近い。ルブアルハリは、長さ1000キロメートル(600マイル)、幅500キロメートル(300マイル)。最近まで大部分が探検されていなかった。ベドウィンでさえ、その辺縁を移動するにすぎない。にもかかわらず、この砂漠へGPSを装備したツアーを提供する旅行会社は存在する。1931年にバートラム・トマス(Bertram Thomas)が、史料に残る最初の西洋人としてこの砂漠を横断した。夏の気温は、夜は氷点下、正午には摂氏55度に達する。エッフェル塔 (324m) より高い砂丘もある。ルブアルハリは、地球上で最も近寄りにくい環境の一つともいわれる。しかしながら、この砂漠には生命が繁殖している。いたるところにクモ類、げっ歯類、植物を見出すことができる。NGO 世界自然保護基金 (WWF) の生態系区分「エコリージョン」(ecoregion)では、かつては「アラビア砂漠および東サヘロ=アラビア乾燥低木地に、現在は「アラビア高地疎林と低木林」に区分されている。砂漠化は、この1000年間に進行した。3世紀頃までは乳香交易のキャラバンがこの地を横断していたが、砂漠化がこの地をキャラバン交易路が横切るのを困難にした、現在では不毛の荒地が広がっている。失われた都市ウバル (Ubar) もこのような交易に依存していた。その後はナジラン地域のような部落がいくつかあり、水源や石油基地と結ぶ道路も何本か存在した。砂漠の周囲は世界で最も石油に富んだ地域で、とくにサウジアラビアでは巨大な埋蔵量が見つかっている。ガワール油田は砂漠北部から南方に伸びる世界最大の油田で主要アラブ軽質油を産出する。シェイバ油田はUAE近くに位置する。(=ウィキペディア)
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