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2012年9月27日 (木)

私の世界・「うつる癌」に侵されて、困っている悪魔(デビル)

前回の「変な名前の変な生き物」の話を調べていて、タスマニアデビルがデビル顔面腫瘍性疾患 (DFTD)といううつる悪性腫瘍(癌)に犯され絶滅の危機に瀕していることを知りました。

「腫瘍の肥大化により口や目が塞がれ、餌を取れなくなることで餓死に至る」という、何ともデビルという「無敵の名」なのに、死に方が無残で可哀想なのです。

現生で世界最大の肉食有袋類なのですが、変わっているのは袋がカンガルーのように前向きに穴が空いていません。前足で穴を掘るので、土が袋に入らないように後ろ向き、お尻側に出口がある構造なんだそうです。知らなかったのですがコアラも同じです。

すると、デビルやコアラのお母さんは、袋に赤ちゃんがいる間「わが子を余り見られないのでは?・・」と心配してしまいます。

Photo_5

タスマニアデビル

哺乳綱フクロネコ目フクロネコ科タスマニアデビル属に分類される現生で世界最大の肉食有袋類。別名、フクロアナグマとも。

体高30cm程度 体長(尾を含まない)50-60cm 尾の長さ20-30cm体重雄10-12kg、雌6-8kg

フクロオオカミ絶滅後は、現生では最大の肉食性有袋類である。 黒色(または黒褐色)の毛に覆われており、たいていは胸・腰のあたりに白い模様がある。 耳の被毛は薄く、興奮すると血色が透けてピンクや赤色が鮮明になる。上顎部の2本の鋭い牙は、一生伸び続ける。 尻尾には脂肪がためられるようになっており、栄養状態の悪い個体の尻尾は細い。走るときには後ろ足を揃えて出すため、後ろ足よりも前足の方がやや長いことと相まって、ユーモラスな動きになる。 四肢に鋭い爪を備えているが、攻撃用ではなく、巣穴の土掘りに活躍する。 子供の頃は身が軽く、低木によじ登ることもできる。 若い個体が木登りできるのは、母親の背中によじ登る習性の故である。有袋類の特徴である育児嚢は、カンガルーと異なり、後ろ向きについている。 これは四足歩行で土を掘り返す習性のためで、袋の中に土が入らないようになっている。 本種よりも穴掘りがずっと得意なウォンバットや木登りをするコアラの育児嚢も同じく後ろ向きである。通常あまり臭わないが、ストレスを感じたり興奮したりすると強い体臭を発する。 視力は弱いが、優れた嗅覚と聴覚を持っている。

デビル顔面腫瘍性疾患 (DFTD)

デビル顔面腫瘍性疾患(英:Devil Facial Tumour Disease, DFTD)は、タスマニアデビルの顔面や頚部に発生する致死性の悪性腫瘍(癌)である。単にデビル病(デビル癌)とも呼ばれる。繁殖や餌の争奪時における咬傷を通じて癌細胞自体が臓器移植のように他のデビルに直接伝染するとみられている。1996年に初めて発生が報告されてから被害は急速に拡大しており、2009年時点で個体数は70%減少し生息域の60%に疾患の発生が見られるなど、何らかの策を講じない限り今後50年間で野生のタスマニアデビルは絶滅する恐れがある。多くは口の周囲に発生し、徐々に頭部・頚部など周辺組織に浸潤して病変部は拡大してゆく。転移する頻度は高く、主にリンパ節・肺・脾臓などが侵される。腫瘍の肥大化により口や目が塞がれ、餌を取れなくなることで餓死に至る。多くは発症から6か月以内に死亡するが、1年に及ぶ生存例も少数ながら報告されている[22]。長期生存個体の免疫学的・遺伝学的解析が期待されるものの、2009年末の時点で有効な治療法は確立されていない。 2008726日のタスマニア地元紙マーキュリーにて、変異した病原体が、少なくとも9体発見されたという報告が発表された。・・・

(=ウィキペディア)

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