私の世界・棋士の話―「怪童丸」村山聖の棋譜②対羽生戦
以下の棋譜は、「将棋の棋譜でーたべーす」に載っている、2月28日NHK杯戦の村山聖対羽生戦の最後の棋譜です。村山聖さんはその年、1998年(平成10年)8月8に亡くなっておられます。
72手で羽生さんの勝ちですが、村山さんの68手目、7六角が敗着手だそうです。着手を間違わなければ村山さんの勝ちだというので、少し私なりの検討をしてみたのです。
3二飛成りの局面で、何を指せばよいかということです。
7二歩がどうも正解のようです。
以下、ボナンザを相手に何回も試して、苦戦して見つけた勝ちですので、以下の勝利までの手順はもっと良い、最短があるかも知れません。
歩を突かれて、怯んだのですが勇気を出して銀を打ちました。
取り合いになって、竜を取らずに銀を打ちます。
Bは金を打って守ったので、取り合って角を打つと、銀を犠牲に攻めてきました。
底歩で守ると、角を打ってきたのですが、この辺りで勝ちのようです。
最終勝利図
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