私の世界・知らない世界―コンゴ反政府勢力M23が制圧、ゴマ?
ネットのCNNのニュースからです。
「アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で、東部の主要都市ゴマを制圧した反政府武装勢力「M23」は21日、コンゴ全土を「解放」する」というのですが、東部の主要都市ゴマは広いコンゴのほんの端ッポ、ルワンダの直ぐ隣です。
彼等が言う、これからの制圧するつもり?の都市ブカブ、キサンガニもコンゴ東部で、西の端の首都キンシャサまでには1000キロ近くあるのです。
反政府武装勢力「M23」制圧したというゴマはキブ湖の湖畔、ルワンダに接しています。
キブ湖の湖畔のゴマ
ゴマの街
コンゴ東部は言語的にスワヒリ語圏のようです。
彼等が言う目的を達するには、延々とした内乱の果てとなります。気になるのは、それを支援する外部からの勢力?があることです。
隣のルワンダのようなことが起こらなければいいのですが?
『コンゴ反政府勢力「全土掌握を目指す」 国連は人道危機を警告
2012.11.22 Thu posted at 13:17 JST
(CNN) アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で、東部の主要都市ゴマを制圧した反政府武装勢力「M23」は21日、コンゴ全土を「解放」する計画を明らかにした。
地元の記者によればM23の広報を務めるカザラマ中佐はゴマの競技場で、歓呼する数百人の群衆を前に「われわれはブカブ、キサンガニ、最後には首都キンシャサまで進軍し、政府を打倒する」と述べた。政権打倒後は選挙を行う予定だという。
21日には商店も営業を再開し、ゴマには日常生活が戻りつつある。M23は学校や銀行に対し手も、授業や営業を再開するよう呼びかけた。また、M23はゴマの警官や政府軍兵士に対し、反乱軍に加わるよう呼びかけている。
一方、国連のミース特別代表は21日、キンシャサから国連安保理にコンゴ情勢について説明を行った。
「(ゴマのある)北キブ州などコンゴ東部の治安状況はこの数日で非常に悪化しており、数十万人のコンゴ国民を巻き込む大きな人道危機が起きている」とミース特別代表は語った。
M23はゴマと近郊のサケを占領しているが、国連の平和維持軍の支援を受けたコンゴ国軍の「強い抵抗」に遭っているという。だがM23の戦力は「外部の支援」によって強化されてきたようだとミース特別代表は言う。
「M23が占領した他の地域で見られるように、ゴマの占領により、殺人や未成年者を含む一般市民の強制的な徴兵など深刻な人権侵害の増加を招く大きな危険がある」とミース特別代表は指摘。国連には、M23にとって邪魔になる人物が即座に処刑された例が数多く報告されており、性的暴力の危険も高まっているという。
国連安保理は20日、M23と同組織を外部から支援する勢力に対する制裁を求める決議を採択している。』
コンゴの言語
コンゴ民主共和国内には約242の言語が存在するが、公用語はフランス語である。アフリカ土着言語からはスワヒリ語(キスワヒリ)、コンゴ語(キコンゴ)、リンガラ語、ルバ語の4つが国民語として認められており、西部ではリンガラ語の影響力が、東部ではスワヒリ語の影響力がそれぞれ増す傾向にある。
ルワンダ虐殺(Rwandan Genocide)
1994年にルワンダで発生したジェノサイドである。1994年4月6日に発生したルワンダ大統領のジュベナール・ハビャリマナとブルンジ大統領のンタリャミラの暗殺からルワンダ愛国戦線 (RPF) が同国を制圧するまでの約100日間に、フツ系の政府とそれに同調する過激派フツによって、多数のツチと穏健派フツが殺害された。正確な犠牲者数は明らかとなっていないが、およそ50万人から100万人の間、すなわちルワンダ全国民の10%から20%の間と推測されている。
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