騙されてはいけない463―今起こっている福島原発事故・「20km圏内海域における魚介類の測定結果」
東電の12月26日に公表した記者会見配布資料と「20km圏内海域における魚介類の測定結果」からです。
放射性セシウムの最大値による分類を魚種別に行い、H24年10月~とH24年3~9月を比較しています。
それぞれ表の右下に総括として「100Bq/kgを超えた割合」を出していますが、魚種の種類数や内容が異なるもので比較の意味がありません。特にH24年10月~に前回基準を超えているシロメバルやマツカワがいないことに注目すべきです。
以前にも言ったのですが、基本的に、全ての地点別、魚種別に放射能の統計値を出すべきです。
グラフもまぜこぜで意味不明なのですが、ヒラメやアイナメ、コモンカスベ、ババガレイなど、数値を前期と後期に分けて見ると後期の方が高くなっており、右肩上がりの傾向にあるように見えるのが気になります。
図1.魚介類調査位置(H24年11月現在)
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