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2013年3月31日 (日)

私の世界・知らない世界―死刑囚「最後の食事」

ネットのWIRED(ワイアード)のニュースからです。

死刑囚の「最後の食事」を再現したものですが、最初は「悪趣味」と思って取り上げるのを止めようと思いました。良く見ると死刑廃止問題を考える一つの真面目な事実として意味があると考えて掲載することにします。

ただし、内容の例はコメントがあって考えてしまう3つだけにしました。

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「彼はピーカン・パイは残し、守衛に“後で食べるよ”と言った」

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特別な食事は頼まず、普通の食事にも手をつけなかった。

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ハーグリーブズ氏が「非常に不自然な瞬間」と呼ぶこの「最後の食事」において、「ほとんどの死刑囚たちは、揚げ物や、これまで自分がよく食べてきた“ほっとする食べ物”を依頼する。そのこと自体がぞっとするところがある」と同氏は述べる。「オリーヴ1個というような食事もある。どんなメッセージが込められていたんだろうと思う」

「先進国のほとんどでは、死刑は日常の話題に上らない。前時代の遺物のようなものだ」とハーグリーブズ氏は言う。「これから君を殺すけど、何が食べたい?と、ちょっとだけ礼儀正しく尋ねるような構図が印象的だ。視覚的に表現すると興味深いと思った」

「人は人を殺してはいけない」という意味で死刑廃止に賛成でしたが、実のところ最近の凶悪事件には気を変えそうで、困っていました。

テキサス州が「最後の食事」を止めたことを残念に思う自分が居たのですが、「これから君を殺すけど、何が食べたい?」には参ります。

何で、「死刑囚の自分なら?」を考えてしまうのか? 変な自分に気が付きました。

『死刑囚「最後の食事」を再現:ギャラリー

テキサス州ではこれまで、死刑囚が死刑を受ける日に本人が望むメニューで「最後の食事」を出すことを伝統としてきた。しかし昨年、この慣行に終止符を打った。

停止のきっかけとなったのは、殺人犯ローレンス・ラッセル・ブリューワーが、手の込んだ最後の夕食を注文したが、食欲が出なかったらしく、まったく手をつけずに残したことだという(その食事とは、バーベキュー、フライドチキン、フライドオクラ、ファジータ3つ、ベーコンチーズバーガー、ピザ、デザートにアイスクリームとピーナツバターファッジだった)。

ニュージーランド出身で現在ニューヨークのブルックリンに住む写真家のヘンリー・ハーグリーブズ(33歳)は、テキサス州で取り組みを中止するという報道を読んだ後で、これまで提供されてきた「最後の食事」を再現するプロジェクト『No Seconds』を始めた。

殺人犯やレイプ犯などの死刑囚による最後の食事の要求に関して「Wikipedia」等で調査を行った後、ハーグリーブズ氏と料理人の友人は、ぞっとするような最後の時間を再現しようと試みた。

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