私の世界・知らない世界―ロシア空軍中央博物館の「ベリエフVVA-14」の話②
ベリエフVVA-14の開発では、まず、小型のBe-1aを作って飛行テストしているのですが、それなりにうまくいったようです。ただし、垂直離着陸ではなく水面滑空です。
Be-1a
ベリエフVVA-14の開発は無駄ではなく、テストを繰返す内にいろいろな経験に得て、最大の飛行艇A-40アリバトロースを生むための重要なデータとして使われたのです。
A-40アリバトロースは「アホウドリ」という飛行艇ですが、写真を見るほどに、好きになってしまう魅力があるのです。
A-40アリバトロース(ロシアの“airwar.ru”より)
A-40アリバトロース
ソ連のベリエフ設計局で開発された多目的水陸両用飛行艇である。「アリバトロース」はロシア語で「アホウドリ」のこと。北大西洋条約機構(NATO)では、「マーメイド」(Marmaid:人魚)というNATOコードネームを割り当てた。(=ウィキペディア)
A-40アリバトロースはBe-12チャーイカの後継機ですが、Be-12は以前『私の世界・面白い話のネタ―「素敵?でユニークなマシン達」(その④)』で、ガルウイングのロシアの飛行艇Be-12チャーイカとして紹介しています。
Be-12チャーイカ
話しは別に:A-40は『私の世界・面白い話のネタ―「昔の奇妙な戦車② 1位~5位」』で紹介した“飛行戦車”の名前と同じことが分かりました。ただ、飛行戦車としたのですが、“空挺戦車”が本当で、飛行機で牽引していって敵地で放つグライダー戦車で、正式?にはアントノフ A-40と言うそうです。
アントノフ A-40
ソビエト連邦の試作した空挺戦車である。航空機の後方に戦車を牽引して滑空させ、戦場へ送り込んで空挺部隊やパルチザンを支援するよう意図していた。試作車輌が製造され、1942年に審査されたが、実際の運用は不可能であることが判明した。(=ウィキペディア)
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