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2013年6月13日 (木)

騙されてはいけない639―今起こっている福島原発事故・「地下水バイパス一時貯留タンク測定結果および評価」

東電の612日に公表した記者会見配布資料「地下水バイパス一時貯留タンク測定結果および評価について」からです。

『騙されてはいけない628・・・「測定方法改善」って?』で言った、東電の6月3日に公表した「ガンマ線放出核種分析の評価について」の“続き”です。

採取した地下水の放射性セシウムの測定について、“自己遮へい効果”を配慮しない方法で測定していて、バックグランドの放射能が高くなるため、結果として検体自身の放射能の値が低くくなる方法で測定していたのです。

<東電の報告>「地下水バイパス一時貯留タンク測定結果および評価」

1.経緯

地下水バイパス一時貯留タンクのように放射能濃度が十分に低い試料に対して、福島第一でガンマ線放出核種(セシウム134、セシウム137)を行うと、バックグラウンド(BG)に対する自己遮へい効果の影響が現れること、また、2リットルマリネリ容器を用いて測定する場合には測定結果に数ベクレル/リットル程度の影響を与えることが判明した。

4月16日に採取した一時貯留タンク(Gr-A-1)の水について、自己遮へい効果の影響のない福島第二で改めて測定を行い、セシウム137の許容目安値である1Bq/Lは下回る結果であったが、セシウム1340.22Bq/L、セシウム1370.39Bq/Lを確認した。(以上、お知らせ済み)

「揚水井で0.0120.14 Bq/Lなのに、一時貯留タンクで0.39Bq/Lを検出」は変なので、理由を調査したということです。

セシウム137について、揚水井で0.0120.14 Bq/L※であったにも関わらず、一時貯留タンクで0.39Bq/Lを検出した理由を調査するために、4月16日に(福島第二で測定した水とは別に)採取したタンク水を第三者機関で、また、6月4日及び5日に当該タンクから水を採取し、福島第二および別の第三者機関でセシウムを測定して測定結果を評価した。

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「正のデータ」も変な、余り聞かない言い方ですが、「No.4を通常分析の正しい値、No.5を詳細分析の正しい値とした」いうことです。

3.測定結果の評価

4月16日に採取して福島第二で測定した一時貯留タンク(Gr-A-1)の水について、放水の許容目安値1Bq/L(セシウム137)は下回るものの、No.1はセシウム1370.31Bq/LNo.2はセシウム1340.22Bq/L、セシウム1370.39Bq/Lを確認した。(No.1、2

一方、同日に(福島第二で分析した水とは別に)採取していた水を第三者機関で測定した結果、セシウム134及びセシウム137はともに1桁程度低い濃度であることを確認した。(No.3)

No.1~3の結果より、No.1及び2は、試料への周辺の汚染の混ざり込み(コンタミネーション)によりセシウムが検出されたものと想定し、あらためて一時貯留タンクの水質確認を行った。

6月4日及び6月5日に同じタンクより採取した水を測定した結果、通常分析では福島第二、第三者機関ともに検出限界値未満であること(No.4、6、7)、詳細分析ではNo.3と同様に十分に低い濃度であることを確認した。(No.5)

以上より、一時貯留タンク(Gr-A-1)の水の放射能濃度は、第三者機関の測定結果と同程度である6月4日に採取して福島第二で測定した結果について、No.4を通常分析に対する正のデータとし、No.5を詳細分析に対する正のデータとする。

「試料へ周辺の汚染の混ざり込み(コンタミネーション)が発生」が原因としているのですが、専門外で何ともいえませんが、コンタミネーションのような理由をあげると、どうとでもいえることになります。

テストの結果が悪く、「コンタミネーション」が安全側に働くなら採用すればよいのです。

4.原因

第三者機関による測定結果(No.3及び6)および福島第二での測定結果(No.4、5、7)が十分に低い濃度であったことから、一時貯留タンクの水は揚水井の地下水と同等程度の濃度であることを確認した。

4月16日に採取して福島第二で測定した結果(No.1及び2)で、セシウム1370.310.39Bq/Lが確認された原因として、福島第一での試料採取過程または分析過程で、試料へ周辺の汚染の混ざり込み(コンタミネーション)が発生したと推定した。

<コンタミネーションが考えられる経路>

試料を採取する際に、採取用容器の中に混入した可能性がある。

試料を採取した後、分析室において、採取用容器からメスシリンダー等の別の容器へ移し替えた際に、当該容器内に極僅かに残っていた汚染が混入した可能性がある。

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