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2013年6月18日 (火)

騙されてはいけない645―今起こっている福島原発事故・「1号機窒素封入変更試験の実施」

東電の617日に公表した記者会見配布資料「1号機窒素封入変更試験の実施について」とその「参考」にある「HVH温度変動について(メカニズムの推定)」からです。

東電は1号機について、「窒素封入量減少時に一部のPCV内温度が上昇する傾向が見られるため、PCVへの窒素封入量を減らして来なかった」のですが、「PCV

封入ラインの隔離弁の点検等の実施が困難であるため、より信頼性の高いラインからの供給が課題」と原子炉内部に窒素封入しているラインの点検が、高い放射能環境のため困難なのです。

それで、「窒素封入量変更試験を実施し、PCVへの窒素封入を停止した場合の、PCV内温度上昇へ与える影響を事前に把握するとともに、②RPV封入ラインで代替可能かを確認する」というものです。

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号機の温度の現状は以下のようなもので、“12C”が他に比較して温度が高目に推移しており、そのことを気にしているものと思われます。

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号機温度の現状グラフ

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号機の温度計測ポイント

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D/W全体の雰囲気温度が上昇しているものではないと推定」ということですが、逆にいうと「一部上昇の問題がある」と聞こえます。

それが、「詳細のメカニズムは明らかではないが、封入窒素がガスの全体的な流れによる熱対流に影響を与えている可能性」という、単に窒素封入による気流の変化=熱対流に影響による(窒素ガスに冷却効果はない:東電)というのは、このような問題の専門ではないのですが、素人的には「かなり無理があるのでは?・・」と思ってしまいます。

もっといえば、「熱対流に影響を与えて冷やす?」ために“窒素封入”は、何か変です。当初目的の「水素濃度を低下させる為」ではないのか? 水素が出る状況がまだ続いているのでは?

Photo

Hvh

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