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2013年6月14日 (金)

私の世界・知らない世界―「イルカを「人」と認めた」って?

ネットのWIRED(ワイアード)のニュースからです。

「インドがクジラ目の動物を「人類ではない人」と公式に認めた」という話でが、知らなかったのですが、もともとインドは捕鯨反対国のようです。

私的な意見ですが、人も食連鎖の一環を担っているのであり、必要と要求に応じて何を獲って食べようと自由です。鯨やイルカも食して良いと思うのです。

我々も、どうせ誰かの餌食になっているのです。

私には食べられないと思う、“犬”や“ネズミ”なども貴重な食料としている人達がいますが、仕方がないと思います。

ただ、少しムカつきます? イルカも顔をみてしまうと耐えられません。

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と言っていながらも、その肉のステーキを昔に食べたことがあります。鯨と同じでステーキは美味しくありませんでした。

子供の頃、給食に鯨のカツが出たときは、もの凄くうれしく思いました。もう、今は食べられないほど貴重になったのですが。

話しは別に:松尾神社などのお祭りの時、屋台の出店に串カツ屋さんがあり、5円か十円で一串売っていて食べたこともあります。噂では、「犬やネズミの肉を使っている?・・」と聞きました。考えてみると、当時でも犬やネズミ肉の流通は考えられないし、調達には“手間”が掛かり過ぎ、というか、肉の量が少ないので余計経費が掛かるはずです。とすると、あの肉は何? やったのやろ?・・

<捕鯨問題>

国際捕鯨委員会(加盟国82カ国)の内、捕鯨推進国は34カ国あり、伝統的文化を持ち食糧として捕鯨をしている国々には、ロシア、日本、ノルウェー、アイスランド、フェロー諸島(デンマーク自治領)、カナダなどが挙げられる。未決定(中立)国は中華人民共和国など3カ国存在する。アメリカ合衆国は、国内少数民族の先住民生存捕鯨は是認しているが商業捕鯨には反対しており、そのように国内に捕鯨推進派・捕鯨反対派の両者を抱える国も珍しくない。一方で捕鯨国のカナダは、国際捕鯨委員会を脱退している。捕鯨反対国には、商業鯨油目的の捕鯨を行っていた元捕鯨国のオーストラリア・フランス・スペインなどのEU加盟諸国、ラテンアメリカ諸国(反捕鯨の立場を鮮明にしているアルゼンチンやブラジルなどが主導するかたちで、他のラテンアメリカ諸国も反捕鯨の立場で足並みをそろえている)、ほかニュージーランド、インド等が中心となっており、これに与するNGOも多い。各国で反対理由は異なる。(=ウィキペディア)

『インドがイルカを「人」と認めた

インドもクジラ目の動物を「人類ではない人」と公式に認めた。そして、ドルフィンパークの開演や娯楽ショーを禁止すると発表した。それは「彼らの知性と感情が証明されている」ためだ。

イルカは「人類ではない人」だ。その生命と自由の権利は尊重されなければならないとして、インドはシャチやイルカのようなクジラ目の動物たちにこのような特別な地位を公式に認め、これらの動物を飼育するドルフィンパークをすべて閉鎖するように命じた。

公式声明で明らかにしたように、インドの環境・森林大臣は、科学がこうした動物たちの知性や感情をはっきりと確認したと説明して、彼らを「一定の権利をもつ人類ではない人」と定義し、こうした動物たちの捕獲や監禁につながるすべての行為を禁止した。

ドルフィンパークに対する長い抗議活動

アカデミー賞を受賞したアン・リー監督の映画『ライフ・オブ・パイ』でも描かれたように、インド人の動物に対する尊敬は有名だ。そしてインド政府の決定は、ケーララ州のドルフィンパーク開園に対する抗議を受けたものだ。海棲哺乳類を主役にしたその他の娯楽施設と一緒に、今年オープンするはずだった。

「この決定は、動物保護運動の新たな1章を記すものです」と、インド動物保護組織連盟のプジャ・ミトラは『Deutsche Welle』紙に語った。「わたしたちは、運動の間に広く周知した科学的証拠のおかげで、『人類ではない人』という概念をもち込むことに成功しました」。

科学の見解は?

こうしてインドは、コスタリカ、ハンガリー、チリとともに、商業的なエンターテインメント目的でのクジラ目の動物の捕獲と輸入を廃止した、数少ない国々の仲間に加わる。

すべては3年前に、フィンランドのヘルシンキで始まった。研究者や動物愛護家たちが、クジラやイルカを自意識をもつ個体として認めることを目的に、クジラ目の動物の権利宣言に署名した。

科学者のなかでローリ・マリーノは、決定的な実験の結果を報告した。彼女はクジラ目の動物の脳が、特にコミュニケーションと学習に関する部位において発達していて複雑であることを示した。彼女の研究によって、イルカが完全に人間と類似した自意識レヴェルをもつことが示された。

彼らは思考し道具を用い、抽象的概念を理解する。まさに人間が名前でお互いを見分けるのと同じように、相互に認識し合うシステムをもっている。「彼らは家族グループの間で親密なきずなを共有していて、固有の文化と狩りの手法をもっています。コミュニケーションのスタイルにも違いがあります」と、ミトラは続ける。

近年、インドの経済状況が良好であるため、インド国内で水棲動物のエンターテインメントが人気となっていた。とはいえショーは、まさにイルカたちのこうした並外れた認知能力によって支えられていて、そのおかげで大変なスペクタクルとなっている。そして人々が、このショーの背後にある彼らの苦しみを意識していないこともしばしばある。

世界中のこうした施設でショーに出演しているイルカたちが、有名な日本の太地町や、ソロモン諸島やロシアで行われているのに代表される、非常に暴力的な捕獲作業によって捕らえられてやってくることを考えるべきだろう。

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