« 私の世界・知らない世界―ユニークな、“チェルノブイリ事故後の写真”と事故の影響 | トップページ | 私の世界・異種動物の仲良し風景? »

2013年8月11日 (日)

騙されてはいけない716―今起こっている福島原発事故・「汚染水対策の地中の壁機能せず」?

東電の89日に公表した記者会見配布資料「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水」と10日のネットのNHKニュースからです。

東電の行った、地盤改良工事による止水壁:「地中の壁」は、以下の図のようなものです。

01

馬鹿げたことに、「壁のように固めた結果、せき止められた地下水の水位が上昇し」、そして「地中の壁は、地表から1.8メートルほどまでの浅い部分は固めることが難しい」ので、地中で溢れ出ているのです。

「浅い部分を固める」は出来ないことではないはずですが、そんなことをすると、そこらじゅうの地面から、“汚染地下水が湧き出て来る”という、恐ろしいことになる可能性があるのでしょう。

「1号機近くに新たに掘られた、これまでで最も北にある観測用の井戸で8日、採取した地下水から放射性物質の「トリチウム」が1リットル当たり2万3000ベクレルの濃度で検出」というのは、以下の表です。

Photo

『汚染水対策の地中の壁機能せず(810 21:00更新 NHKニュース)

福島第一原子力発電所で汚染された地下水が海に流出している問題で、東京電力が地下水の流出を止める対策として護岸に設けた「地中の壁」よりも、すぐそばの井戸の水位の方が高いことが分かり、対策が機能していないことが裏付けられました。

福島第一原発では、経済産業省の概算で1日およそ300トンの汚染された地下水が海に流出しているとみられ、東京電力が流出を止めるために、護岸沿いのおよそ100メートルにわたって地中の深さ16メートルまで特殊な薬剤を注入し、壁のように固めた結果、せき止められた地下水の水位が上昇しています。

地中の壁は、地表から1.8メートルほどまでの浅い部分は固めることが難しく、東京電力は、水位の上昇の状況を知るために地中の壁の2メートル山側で新たに観測用の井戸を掘って調べました。

その結果、井戸の水位の方が地中の壁の最も上よりも60センチほど高いことが分かり、地中の壁が対策として機能していないことが裏付けられました。

福島第一原発では、1号機近くに新たに掘られた、これまでで最も北にある観測用の井戸で8日、採取した地下水から放射性物質の「トリチウム」が1リットル当たり2万3000ベクレルの濃度で検出されていて汚染の範囲も広がっています。

東京電力は、上昇している地下水の水位を下げるために、9日から応急的なくみ上げを始めていますが、今後、有効な対策を打てるかどうかが課題になります。

|

« 私の世界・知らない世界―ユニークな、“チェルノブイリ事故後の写真”と事故の影響 | トップページ | 私の世界・異種動物の仲良し風景? »

震災・原発事故」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 騙されてはいけない716―今起こっている福島原発事故・「汚染水対策の地中の壁機能せず」?:

« 私の世界・知らない世界―ユニークな、“チェルノブイリ事故後の写真”と事故の影響 | トップページ | 私の世界・異種動物の仲良し風景? »