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2013年9月 6日 (金)

騙されてはいけない757―今起こっている福島原発事故・「3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去工事大型クレーン」が折れる?

東電の95日に公表した記者会見配布資料と「3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去工事大型クレーン先端ジブマスト傾倒の発生について」からです。

東電は、「3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去工事大型クレーン先端ジブマスト傾倒」といいますが、“クレーン先端”や“傾倒”という表現は不適切です。600トンの荷重を担う腕に当たるジブマストの関節(稼動部)が割れて折れてしまったのです。

移動式クレーン車が荷重の計算を間違って、倒れることはよくニュースで見かけますが、普通の建設現場で、それも固定式の大型クレーンが稼動部で“折れる”というのは聞いたことがありません。

仮設タンクもそうですが、大型クレーンもケチってろくでもないもの、粗悪な製品を使ったのでしょうか? それとも、「何処かに引っ掛かっているのに気が付かず、動かし続けた」のかも知れません。遠隔操作はそのような問題があります。

<東電の報告>

H25/9/5 9:15 頃 3号機原子炉建屋上部のガレキ撤去作業に使用している600 トンクローラクレーンのジブ部(クレーンの腕部分)が伏せた状態となっており、主マストとの接合部材が損傷していることを当社社員が確認。けが人の発生については確認されておらず、他設備の損傷についても確認されてない。また、3号機プラントパラメータ等に異常は確認されてない。

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