騙されてはいけない773―今起こっている福島原発事故・「囲いにたまった水 1130トン放出」
東電の9月17日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所 各タンクエリア堰内溜まり水の状況(訂正版)」とネットのNHKニュースからです。
昨日、「7か所のタンクエリアの雨水と称する水を海に放出した」と報告しましたが、総量が1130トンだそうです。
また、「各タンクエリア堰内溜まり水の全ベータ放射能分析結果(簡易測定)」は訂正版が出て、『「Cエリア(東)」の値につきまして、「2 Bq/L」と記載して
おりましたが、正しくは「24 Bq/L」です。お詫びして訂正いたします。(平成25年9月17日)』としています。
「7か所について1リットル当たり24ベクレルから3ベクレルの範囲」としていたので、Bエリア(北)23 Bq/Lも選んでしまい、「7か所が、この図では8か所になってしまうのですが、H9エリアかCエリアが、一緒にされている? のでしょう」などと、トンチンカンなことを言っていました。
Bエリア(北)を選んだのは間違いです。(ゴメンナなさい)
『囲いにたまった水 1130トン放出(9月17日 16:10更新 NHKニュース)
東京電力福島第一原子力発電所で台風の影響によってタンクの囲いにたまった水を周辺に放出した問題で、その量が合わせて1130トンに上ることが分かりました。
福島第一原発では、台風18号の影響で雨が強まり、東京電力は、汚染水のタンクの囲いにたまった水について、ベータ線という放射線を出すストロンチウムの海への排出基準である、1リットル当たり、30ベクレルを下回ったことからタンク周辺の地面に放出し一部が海に流れ込んだおそれがあります。
東京電力は17日午前、臨時の会見を行い、放出した水の量は7か所で合わせて1130トンに上ることを明らかにしました。
東京電力は「たまった水の放射性物質は基準値以下だったので『雨水』と判断し放出した。海につながる排水溝ではなく周辺の地面に放出したのでどの程度が海に出たのかは分からない」と説明しています。
東京電力は、大雨への備えを強化する必要があるとして、タンクの囲いに水がたまらない対策を検討することにしています。
また囲いにたまった水は、海への排出基準のほかに明確な放出の基準がないため、原子力規制委員会と協議しルール作りを進める方針です。
一方、水を放出した場所以外の12か所の囲いで、高い濃度の放射性物質が検出され水をタンクの中に移しましたが、先月中旬まで囲いの中に水がたまらない措置をとっていたことから、東京電力は「過去に雨水によって放射性物質が何らかの形で周辺の地面や地下水に漏れた可能性は否定できない」と話しています。』
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