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2013年9月29日 (日)

騙されてはいけない787―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備のC系統、試験の矢先にトラブル発生」

928日のネットのNHKニュースと東電の925日に公表している記者会見配布資料「多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策」からです。

NHKニュースは、「27日試運転を再開したばかりの汚染水の新たな処理設備で、配管を流れる廃液の量が減るトラブルが発生」を報道しています。

“試運転を再開”と“新たな処理設備”は矛盾した言辞で、新たにC系統のホット試験(本番の試験)を開始した矢先にトラブルが発生したのです。

C系統の付焼刃とも思える、「設備の迂回によりA・B系統で起こった不具合の回避」という処置(「中性領域における銀添着活性炭(吸着塔6C)をバイパス。吸着性能を確保するため、吸着塔1Cにて銀添着活性炭を使用」)が禍しているのかも知れません。

東電のトラブル発生原因についての「配管やタンクに異物が詰まるなどして廃液が流れにくくなった可能性」は、「新たな設備(C系統)で、僅か1日(22時間)本番試験をしたら異物が詰まって流れ難くなった」と言うのです。(関西では、「もの凄いこと、いわはる・・」というようなことです)

参考に925日に公表している「多核種除去設備バッチ処理タンクからの漏えいを踏まえた原因と対策」の日程と「(参考)C系統ホット試験開始時の塔構成」(既報)を載せておきます。

130925c

『汚染水処理設備トラブル 処理を停止(928 19:23更新 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で27日試運転を再開したばかりの汚染水の新たな処理設備で、配管を流れる廃液の量が減るトラブルが発生し、東京電力は汚染水の処理を停止して原因を調べています。

27日午後10時半すぎ、福島第一原発にある「ALPS」と呼ばれる汚染水の新たな処理設備で、汚染水から取り除いたウランなどの放射性物質を含む廃液を保管容器に送る配管で、流れる廃液の量が減るトラブルが発生しました。

このため、東京電力は設備の一部で汚染水を循環させる対応を取り、汚染水の処理を停止しました。

今のところ処理の再開のめどは立っていません。

「ALPS」は汚染水からほとんどの放射性物質を取り除く「汚染水処理の柱」とされる新たな設備で、27日午前0時すぎに1か月半ぶりに試運転を再開しました。

東京電力は処理設備をさらに増強して、汚染水の浄化作業を来年度中に完了させる目標を立てていますが、その柱となる設備が試運転再開から僅か22時間余りで処理を停止し、課題を残しました。

東京電力は、配管やタンクに異物が詰まるなどして廃液が流れにくくなった可能性があるとみて配管につながるタンクにカメラを入れるなどして原因を調べることにしています。

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