« 騙されてはいけない787―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備のC系統、試験の矢先にトラブル発生」 | トップページ | 騙されてはいけない789―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備C系スラリー移送ポンプ流量低下」 »

2013年9月30日 (月)

騙されてはいけない788―今起こっている福島原発事故・「また、トリチウム濃度 上昇?」

東電の929日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)」からです。

以前、『騙されてはいけない767・・・「トリチウム濃度 大幅上昇続く」』で報告していますが、913日に公表したサンプリング結果で、NHKニュースは119万7000ベクレル/L、12日13万ベクレル/Lについて、“トリチウム濃度 大幅上昇続く”としていました。

27日のサンプリング結果は、その値を超えて1リットル当たり16万ベクレル、26日は最高値19万ベクレル/Lとなっています。

一時期、トリチウム濃度が低くなったのは、降雨の所為と思われます。

そこで、気を付けないといけないことですが、“濃度だけ”を問題にすると“薄めればよい”ということになります。

Photo_2

話の続き:昔の若い頃の話ですが、下水道管渠の自動設計システム開発のため、下水の勉強をしていた時のことです。下水道の合流式では、「大雨が降ると汚水も一緒に河川に放流される」と聞いて、驚きました。つまり、日本の下水道システムは、大雨の時、河川にウンコが流れる方式? を採用していたのです。もっとも、昔の汲み取り式便所は床下浸水で、同様に悲惨なことになるのですが。

|

« 騙されてはいけない787―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備のC系統、試験の矢先にトラブル発生」 | トップページ | 騙されてはいけない789―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備C系スラリー移送ポンプ流量低下」 »

震災・原発事故」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 騙されてはいけない788―今起こっている福島原発事故・「また、トリチウム濃度 上昇?」:

« 騙されてはいけない787―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備のC系統、試験の矢先にトラブル発生」 | トップページ | 騙されてはいけない789―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備C系スラリー移送ポンプ流量低下」 »