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2013年9月30日 (月)

私の世界・知らない世界―コラ半島超深度掘削坑?(ロシアのコラ半島の続き)

ロシアのコラ半島の続きで“English Russia”のコラ半島超深度掘削坑:“The Kola Superdeep Boreholeから選択・編集しました。

コラ半島の超深度掘削坑は1970524日に掘削を開始、本坑から何本もの支坑が初計画の深度15,000mを目指して掘られ、最も深いものは12,261mに達し(1989年)、世界記録だそうです。

コラ半島超深度掘削坑(=ウィキから)

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The Kola Superdeep Boreholeより

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コラ超深層ボーリング。第一段階(深さ7600メートル)の掘削:1974年(=ウィキから)

Photo_4

超深度掘削の2位は米国のオクラホマ州における天然ガスの試掘(Bertha Rogers No1)の9,583m(1974年)3位はドイツのバイエルン州(KTB)の科学掘削の9,101m(1994年)だそうで、ロシアのコラ半島超深度掘削坑が断然トップです。ちなみに、日本は、新潟県新竹野町の基礎試錐の6,310m(1993年)です。

コラ半島超深度掘削坑の位置は、ムルマンスクの西10キロという話もあるのですが、マップでは見付けることが出来ませんでした。(ロシアの秘密なのかも?)

写真では、近くに湖か池? があるので、この辺りというところに赤丸です。

ムルマンスク付近を上から

03

あと、「そんなに深く穴を開けると、マグマが吹き出るのでは?・・」と心配するのですが、モホロビチッチ不連続面は陸地では3040kmはあります。

モホロビチッチ不連続面:地震波速度の境界であり、地球の地殻とマントルとの境界のこと

Photo_5

アメリカが1957年にモホール計画で、「メキシコ沖の太平洋で掘った」は、海洋だと1020kmで若干ヤバイ? というか、マグマにぶち当たる可能性があります。資金不足で撤退したのは、世界にとって幸せだったかも?・・というのは杞憂です。

そうなるずっと以前に、ボーリングマシンは高熱で壊れます。ロシアが1500mの計画を12,261mで断念したのも、地温180℃に遭遇したためです。

掘削マシンと採集コア(The Kola Superdeep Boreholeより)

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コラ半島超深度掘削坑

ソビエト連邦が行った地球の地殻深部を調べる科学的掘削計画である。1970524日にコラ半島で掘削し開始、本坑から何本もの支坑が掘られた。最も深いものは12,261mに達し(1989年)、世界記録である。当初計画は深度15,000mであったが、予想を超えた地温180℃に遭遇し、1992年に断念した。この坑井は厚さ35kmとみられるバルト大陸地殻の1/3にしか達しなかったが、地球物理学に多くの情報をもたらし、地殻の化学成分と地殻上下部の違いが分かった。

特に重要な発見には以下の点がある:

・深度5-10kmの変成岩の下の花崗岩から玄武岩への岩石変化で、予想されていた地震波速度の違いが無かった

・岩石が破砕され、深部由来の水が充填していた

・大量の水素が存在した

米国も1957年にモホール計画を立ち上げ、メキシコ沖の太平洋で掘ったが1966年に資金不足で撤退した。これは後の深海掘削計画などに引き継がれている。(=ウィキペディア)

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