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2013年10月10日 (木)

騙されてはいけない801―今起こっている福島原発事故・「原発作業員6人 3400万B/Lの汚染水浴び被ばく」

東電の109日に公表した記者会見配布資料と「淡水化装置(逆浸透膜式)RO-3ジャバラハウス内での漏えいについて」とネットのNHKニュースからです。

東電は、「誤って他の配管の接続部を外したため水漏れが発生」としていますが、全β3400万B/L7トンの汚染水漏れで、作業員が“汚染水を浴びて被曝”という重大事故です。

発生した場所が淡水化装置(逆浸透膜式)RO-3ジャバラハウス内ということですが、報告にいつも掲載している現場の説明写真がありません。高線量でジャバラハウス内に入って撮影出来なかったようです。

01

被曝した作業員の人について、「5名については除染が終わり、残りの1名については足裏の除染を引き続き実施中」とあるのですが、高濃度汚染水の溜まったところに“足を浸けての止水作業”と考えられます。当然、足の被曝が一番気になり心配です。

<東電の報告>

H25/10/99:35 頃、ジャバラハウス内にある淡水化装置(逆浸透膜式:RO-3)近傍での作業において、協力企業作業員が淡水化装置入口側の配管取り外しを行うため、当該配管の接続部を外すところ、誤って他の配管の接続部を外したため水漏れが発生。その後、配管の接続部をつなぎ直すとともに、配管付近の弁を閉めたことにより、10:50 に水漏れは停止。漏えい範囲は、ジャバラハウス内の堰全域の約60m×約12m×深さ数cm 程度で、ジャバラハウス内の堰内に留まっており、外部への影響はない。また、漏えい箇所は淡水化装置(逆浸透膜式:RO-3)上流側の配管であり、漏えいした水は第二セシウム吸着装置(サリー)処理後の水(淡水化装置処理前の水)であることを確認。

10/4 に公表している8/13 採取の淡水化装置処理前の水の分析結果は、全ベータで3.7×10**7 Bq/L であり、漏えい量の範囲から、本件については、10/9 11:10 に東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18 条第12 号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断した。

・当該作業および漏えい発生後の対応に従事していた11 名の作業員のうち、5名については、放射性物質の付着は確認されなかったが、その他の6名については、身体への放射性物質の付着を確認。身体への放射性物質の付着が確認された6名については、測定の結果、顔面部に付着がないことから、内部取り込みの可能性はないと判断。身体への放射性物質の付着が確認された6名のうち、5名については除染が終わり、残りの1名については足裏の除染を引き続き実施中。

・その後、堰内に溜まった漏えい水の分析を実施。分析結果は、セシウム134: 3.9×10**2 Bq/L、セシウム137:1.3×10**3 Bq/L、コバルト60: 1.1×10**3 Bq/L、マンガン54: 3.1×10**2 Bq/L、アンチモン125: 9.4×10**3 Bq/L、全ガンマ: 1.3×10**4 Bq/L、全ベータ:3.4×10**7 Bq/L、全放射能: 3.4×10**7 Bq/L

・漏えい量については、約7m3 と推定。堰内に漏れた水は、淡水化装置の廃液供給タンクへ回収する予定。

『原発作業員6人 汚染水浴び被ばく(109 1950分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で9日午前、汚染水から塩分を取り除く装置の近くで作業員が誤って配管を取り外したため、高濃度の汚染水が漏れ出し、現場にいた作業員6人が汚染水を浴び被ばくしました。

福島第一原発では、作業のミスによるトラブルが相次いでいて、東京電力は会見で再発防止のための対応を急ぎたいと述べました。

9日午前9時半すぎ、福島第一原発にある「淡水化装置」と呼ばれる汚染水から塩分を取り除く装置の近くで作業員が配管を取り替える作業をしていたところ、誤って汚染水が流れている配管を取り外したため、周囲に汚染水が漏れました。

水漏れは、配管をつなぎ直すなどして、1時間余りで止まりました。

漏れ出した汚染水は、この装置が入っている建屋の内側に設置された長さ60メートル、幅12メートルのせき全体に1センチ程度の深さでたまっていて、量はおよそ7トンとみられています。

漏れた汚染水を調べたところ、ベータ線という種類の放射線を出す放射性物質が、1リットル当たり3400万ベクレルという高い濃度で含まれていました。

東京電力によりますと、当時、現場にいた協力会社の作業員11人のうち、汚染水を浴びた6人が、皮膚に放射性物質が付着して被ばくしました。

6人は除染が行われ、ベータ線による被ばく線量は最大で1.2ミリシーベルトで、原発の作業員の皮膚の年間の被ばく限度の500ミリシーベルトを下回っているということです。

トラブルの原因について東京電力は、「取り外すべき配管を、近くにあった汚染水が流れる配管と見間違えた可能性がある」としていて、作業の状況を詳しく調べています。

福島第一原発では、今月、現場の連絡ミスから雨水の移送先を誤り、タンクから汚染水があふれ出すトラブルが起こるなど、このところ人為的なミスが相次いでいます。

東京電力は9日夕方の会見で、「雨による汚染水漏れを防ぐ対応などで、急速に現場の負担が高まるなか余力がなくなり、注意力が落ちているおそれがある。単に現場だけの問題ではなく、人や設備の支援が重要だと考えていて、対応を急ぎたい」と述べました。

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