騙されてはいけない825―今起こっている福島原発事故・「１～４号機放水口から南側約330ｍ地点（T-2）でまたセシウム検出」

東電の10月29日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリア、Bエリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果（南放水口・排水路）」からです。

28日のサンプリング結果で“南放水口付近注１海水（排水路出口付近）（T-2）”において、セシウム137が3.9 Bq/L、セシウム134が1.6 Bq/L検出されています。T-2地点のセシウムの検出は26日に始めてでセシウム137が2．2 Bq/L、セシウム134はＮＤでした。

“T-2”は「１～４号機放水口から南側約330ｍ地点」で、港湾の外の海です。場所が分かりやすいように、東電のＨＰにある「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果」の「採取地点別放射性物質の分析結果」における「１．海水の分析結果（福島第一港湾外近傍）」を載せておきます。

なおＨＰでは、10月21日のサンプリング結果を載せていてＮＤ（未検出）となっています。