« 騙されてはいけない808―今起こっている福島原発事故・「3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事大型がれき撤去完了」、でも湯気発生は? | トップページ | 騙されてはいけない809―今起こっている福島原発事故・「H4エリア周辺サンプリング結果、全β40万B/Lで前日の6500倍」 »

2013年10月17日 (木)

私の世界・知らない世界―リビアの円形農場と砂漠の世界

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースからです。

以前、「サウジの円形農場、世界の砂漠緑化」でサウジのワディ・アズ・サーハン盆地における円形農場の進展状況を紹介しました。今回は、そのリビアのサハラ砂漠版で、砂漠のど真中の円形農場です。

01_3

場所をマップで探そうと思ってリビアを見たのですが、リビア南東部のサハラ砂漠方面に道路が延びていいて、その先を拡大してみました。

02_2

すると、見事にアル・ジャウフがバッチリ、当りでした。

01_4

0

この農場も、古代からの地下水に依存しているようですが、枯渇すればそれまでです。

リビアのサハラにあった“ガラマンテスの要塞”を代表する古代文明も、その衰退は地下水の枯渇によるのです。

0_2

“ガラマンテスの要塞”をマップで見ようとかなり探したのですが、結論からいうと徒労に終わりました。

Garamantes”の英語での探査も試みたのですが、たいした位置情報はありませんでした。なにしろ、「首都トリポリから約1000キロ南の地点」はいかにも酷すぎです。

変わりにならないのですが、砂漠の中のオアシスを見つけたので紹介します。

02_3

01_5

探査の参考にした、全然、参考にならない昔のオアシス・ルート2つです。

01_8

02_4

ガラマンテスの拡大地図は紹介されているのですが、こんなものはサハラなら何処でもある風景で、ここと分かっても区別がつきません。

Photo_2

全然、違う場所ですが何かありそうといえば、ある気がします。砂漠は、夢・幻の世界、何でも呑み込んでいそうです。

06

サハラ砂漠の円形農場、リビア

October 4, 2013

リビア南東部のサハラ砂漠に並ぶ灌漑農場。センターピボット式の円形が点字を連想させる。日本の陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)が20111月に撮影した画像を、欧州宇宙機関(ESA)が920日に公開した。ALOSは同年5月に運用終了となっている。

各農場の直径は約1キロ。近隣の町、アル・ジャウフ(左上)との間に、平行に走る2本の滑走路が見える。

『ガラマンテスの要塞を発見、リビア

November 14, 2011

 このコミュニティーは高度な文明を持つ謎多き民族ガラマンテス(Garamantes)が作り上げ、紀元前後から500年ごろに存在したと推測される。リビア中部のフェザーン地方を支配していたガラマンテス人は、紀元前2世紀から紀元7世紀ごろにかけて繁栄した。

 研究チームは石油業界で使われる高精細な写真を含む最近の衛星画像と、19501960年代に撮影された航空写真を詳しく調べ、壁で囲まれたガラマンテスの町や村、農場を発見した。

 そして2011年に入り、現地調査でガラマンテスの陶器を収集、首都トリポリから約1000キロ南の地点で要塞の存在が確認された。現地では42年に及んだムアンマル・アル・カダフィ政権の崩壊へとつながる内乱が始まり、調査は日程の短縮を余儀なくされた。

 プロジェクトを率いるイギリス、レスター大学のデイビッド・マッティングリー氏は、「泥レンガの保存状態に驚いた」と振り返る。「風食などの影響で少し崩れていたが、壁が34メートルの高さで残っている箇所もある」。

◆“驚くべき”構造物

「正確に設計された直線的な構造は、古代ローマが国境に築いた要塞と勘違いしてもおかしくない」とマッティングリー氏は話す。「しかしここは、ローマ帝国の国境から遠く離れている。遺跡はアフリカの民族が築いた強大な王国の証拠だ」。

 さらに、マッティングリー氏らは、墓地や農場を含むこれら遺跡の密集度に驚愕した。例えば、4平方キロの範囲に村のようなコミュニティーが少なくとも10個集まっている場所もあった。「異常なほど密度が高い」と同氏は話す。

 ガラマンテスに関する歴史的な手掛かりはそれほど多くない。今回の遺跡から北西に200キロほど離れた彼らの首都ジャーマ(Jarma)の発掘や、古代ローマ、ギリシャの文献に限られている。

「非常に洗練された高度な文明を持つ民族というイメージだ」とマッティングリー氏は述べる。「彼らは冶金技術やとても上質な織物、文字を持っていた。組織化された国家レベルの社会だったことを示している」。

 オックスフォード大学の考古学者フィリップ・ケンリック氏によれば、資金不足のリビア当局は現地調査ができなかったので、ガラマンテス文明の解明が進んでいなかったという。

 欧州連合(EU)の欧州研究会議から340万ドル(約26000万円)の助成金を得たマッティングリー氏のチームは、「かつてないスケールで新事実を発見している」とケンリック氏は見ている。なお、同氏はこの研究に参加していない。

◆サハラに緑を生み出した古代文明

 見つかった遺跡は、ガラマンテスが高度な灌漑技術を持っていたことも示している。砂漠に緑のオアシスをつくり出していたという。「サハラ砂漠の真ん中は極めて乾燥している。地下水を利用し、この環境を変えられるのは人間しかいない」とマッティングリー氏は説明する。

 ガラマンテスは地下に用水路をつくり、先史時代から貯留されていた水を掘り起こした。そして、コムギ、オオムギ、イチジク、ブドウといった地中海の作物や、サハラ砂漠以南のモロコシ、トウジンビエ、綿花などを栽培した。

◆水を使い果たした?

 ガラマンテスの末路は謎のままだ。しかし、マッティングリー氏らは地下水が枯渇し、砂漠のコミュニティーが衰退したのではないかと見ている。

 また、ガラマンテスはサハラ砂漠を越えた周辺国との貿易に依存していた。オックスフォード大学のケンリック氏によれば、ローマ帝国が崩壊し、地中海地域で紛争が増えた結果、貿易に深刻な影響を受けた可能性があるという。

|

« 騙されてはいけない808―今起こっている福島原発事故・「3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事大型がれき撤去完了」、でも湯気発生は? | トップページ | 騙されてはいけない809―今起こっている福島原発事故・「H4エリア周辺サンプリング結果、全β40万B/Lで前日の6500倍」 »

面白話・話のネタ」カテゴリの記事

知らない世界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の世界・知らない世界―リビアの円形農場と砂漠の世界:

« 騙されてはいけない808―今起こっている福島原発事故・「3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事大型がれき撤去完了」、でも湯気発生は? | トップページ | 騙されてはいけない809―今起こっている福島原発事故・「H4エリア周辺サンプリング結果、全β40万B/Lで前日の6500倍」 »