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2013年10月12日 (土)

私の世界・知らない世界―ロシアの極の島、ウランゲリ島

ネットの“English Russia”の「北極は困っている」:“Arctic Is In Trouble”の写真集から選択・編集です。

北極海、東シベリア海とチュクチ海との間にあるロシア領の島、ウランゲリ島(Wrangel Island)の話です。

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旧ソ連時代の一時期、北極領域の工業化が試みられました。新しい領土を開拓して役に立てようと、港湾やトナカイ飼育場、軍の空港や対空防御基地を造ったのです。

政府の期待に反し、投資に見合う利益が少ないのは明らかで、その試みは断念され、島はそのまま捨てられてしまったのです。島中にその残骸、廃棄物や汚染物質が放って置かれているのです。

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今は極地に棲むシロクマ、北極キツネ、フクロウ、白いガチョウ、セイウチなどが生きているだけで、皮肉なことにその動物たちの安全は、住民が居ないことによって守られています。

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以前は、200人の人が住み、居住者に対する物資や燃料、器材が送り込まれたのですが、人々はすべてのゴミと遊休器材をそままに、島を去ったのです。

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この動物たちの天国を考える時に心配なことは、この温暖化でウランゲリ島など北極地域に対する開発意欲が、ロシア内で増していることです。

ウランゲリ島(Wrangel Island

北極海、東シベリア海とチュクチ海との間にあるロシア領の島。極東連邦管区のチュクチ自治管区に所属している。大陸とはロング海峡を挟む。経度180度の子午線が通るが、日付変更線は島の東側に引かれている。アザラシ、レミング、ホッキョクグマの繁殖地となっている。また、夏の間は多くの鳥がやってくる。

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