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2013年11月13日 (水)

騙されてはいけない841―今起こっている福島原発事故・「4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し」

東電の1111日にHPに公表した「汚染水対策現地調整会議(第3回)」、「資料2:福島第一原子力発電所の緊急安全対策」の中の参考資料(平成25118日)の「74号機使用済燃料プールからの燃料取り出し」とネットのNHKニュースからです。

NHKニュースは「4号機のプールからの燃料の取り出しについて、原子力規制庁は、施設の事前の検査を終えた」と報道していますが、「4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し」についての説明資料があったので紹介しておきます。

紹介の資料は、燃料取り出しの全体が分かる概要と工程にしますが、「4号機使用済燃料プールの燃料(1533体=使用済燃料1331体、未照射燃料(新燃料)202体)を敷地内の共用プールへ移送」という作業を「本年11月に燃料取り出しを開始し、2014年末頃の完了を目指す」というものです。

つまり、“場所を移すだけ”で1年以上掛かるのです。

Photo

話の続き:未照射燃料(新燃料)が202体あるのですが、燃料集合体数()は、東電の「福島第一原子力発電所 設備の概要」によれば、1号機が400体、25号機が548体、6号機が764体とあります。何故、4号機は本来548体なのに新しいものが202体と中途半端なのか意味が分かりません。

もしかすると、燃料棒は配置場所によって劣化の状況が異なり、少しずつ入れ替えて使うものなのかも知れません。(無責任な発言、スミマセン)

『4号機燃料取り出し 事前検査終了(1112 17:15更新 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で廃炉に向けた最初の節目となる4号機のプールからの燃料の取り出しについて、原子力規制庁は、施設の事前の検査を終えました。

東京電力は、今月中旬に燃料の取り出しを始めたいとしています。

福島第一原発の4号機の燃料プールには、1号機から4号機で最も多い1533体の燃料があり、東京電力は廃炉に向けた最初の節目となる4号機のプールから燃料を取り出し、別の施設に運ぶ準備を進めています。

原子力規制庁は、ことし9月から取り出しに使うクレーンや建屋のカバーなどの施設について事前の検査を行っていましたが、問題がなかったとして12日午前、検査の終了を東京電力に伝えました。

原子力規制庁は、東京電力が事故時の水素爆発によってプール内に落下したがれきで燃料を損傷させないかなど作業手順を確認する保安検査を13日から行うことにしていて、手順に問題がなければ燃料の取り出しが始まることになります。

東京電力は今月中旬に燃料の取り出しを始めたいとしています。

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