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2013年11月15日 (金)

騙されてはいけない843―今起こっている福島原発事故・「1号機ベント管下部周辺の調査結果」

東電の1114日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所

1号機ベント管下部周辺の調査結果について(2日目)」とネットのNHKニュースからです。

「水上ボートに搭載したカメラ映像により、ベント管およびサンドクッ

ションドレン管からの漏水有無及び外観を確認、併せて、ベント管下部の線量測定を実施」というものです。

サプレッションチェンバ(S/C)のある部屋に水上ボートを浮かべての遠隔操作による調査で、13日に①・②・③・④のルート、14日に⑤・⑥・⑦・⑧のルートを行っています。

東電の報告では、2日間の「サンドクッションドレン管調査結果」として「①のサンドクッションドレン管の破損および漏えいを確認した。①~②間のサンドクッションリングヘッダの破損を確認した。」というものです。

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『格納容器 比較的大きい損傷か(1114 19:15更新 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所1号機の格納容器で、13日、初めて見つかった水漏れの映像が公開され、専門家は、流れている水の量から、格納容器の継ぎ目がずれるなど、比較的大きい損傷がある可能性があると指摘しています。

公開されたのは、13日、1号機の建屋の内部に入ったロボットのカメラで撮影された映像の一部です。

原子炉が入っている格納容器の下部を外側から撮影したところ、水漏れが2か所見つかりました。

このうち1か所は、格納容器の一部になっている、圧力抑制室と呼ばれるドーナツ状の設備の外側の面を水が流れています。

流れの幅は広く、建屋にたまっている水の水面が泡立っているように見えます。

もう1か所は、折れた配管の先から、蛇口をひねったときのような水が流れ出しています。

この配管は、格納容器表面の結露を集めるためのもので、通常、これほどの量の水が流れることはありません。

原子炉の設備や構造に詳しい専門家で、法政大学の宮野廣客員教授は、流れている水の量が多く、格納容器本体と圧力抑制室の継ぎ目がずれるなど比較的大きい損傷がある可能性があると指摘しています。

格納容器本体と圧力抑制室の継ぎ目は溶接されておらず、組み合わせるような構造になっていて、この部分が、水素爆発などの影響でずれるなどしているおそれがあるということです。

1号機から3号機の格納容器で、実際の水漏れか所とみられる場所が見つかったのは初めてで、現場の放射線量は極めて高く、格納容器の損傷か所の特定や具体的な対策の検討が、今後の課題になります。

<平成251113日の画像>

水上ボート調査(1)

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水上ボート調査(2)

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水上ボート調査(3)

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水上ボート調査(4)

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水上ボート調査(5)

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水上ボート調査(6)

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<平成251114日の画像>

ベント管下部付近

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ベント管-リングヘッダ

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