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2013年11月24日 (日)

騙されてはいけない853―今起こっている福島原発事故・「地下水観測孔No.1-17において検出のルテニウム」

東電の1123日に公表した記者会見配布資料「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)」からです。

護岸地下水の詳細分析結果の地下水観測孔No.1-17においてCo-60(コバルト:半減期約5年)が0.41Bq/L(塩素除く)とRu-106(ルテニウム:半減期約370日)が4.0Bq/L(塩素除く)検出されています。

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半減期が約370日というRu-106はルテニウムの同位体で、以下はウィキの写真と周期表のルテニウム(Ru)です。

ルテニウム

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周期表のルテニウム(Ru

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ルテニウムなど、その他のγ核種の検出は今回が初めてではありません。表の「<参考>前回公表までの最高値(護岸地下水)」を見れば、ルテニウムやコバルト以外にMn-54(マンガン:約310日)Sb-125(アンチモン:約3年)が検出されていることが分かります。

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話は別に:

ルテニウムという元素は、わが国と非常に深い関係にあることを知りました。野依良治教授が2001年にノーベル化学賞を受賞もそうですが、日本で発見された唯一、最初の元素鉱物です。

ルテニウム (: ruthenium)

原子番号44の元素。元素記号は Ru。漢字では

(かねへんに了)と表記される。白金族元素の1つ。貴金属にも分類される。銀白色の硬くて脆い金属(遷移金属)で、比重は12.43、融点は2500 °C、沸点は4100 °C(融点、沸点とも異なる実験値あり)。常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造 (HCP)。酸化力のある酸に溶ける。王水とはゆっくり反応。希少金属である。

用途

オスミウムとの合金が、万年筆などのペン先(ニブポイント)に使われる。有機化学分野においては不飽和結合を水素化する際の触媒として多用される。不斉要素を持った配位子を配位させることによって面選択的な水素化も実現しており、この技術を開発した野依良治教授が2001年のノーベル化学賞を受賞している。四酸化ルテニウムや過ルテニウム酸塩などは酸化剤として多用される。またルテニウムのカルベン錯体は二重結合同士を組み替えるメタセシス反応の触媒となり、中でも近年開発されたグラブス触媒は近年の有機合成分野に革命的な変化をもたらしている。グラブスらは、メタセシス反応により有機合成化学のみならず、多様な分野に与えた革新的な業績が評価され、2005年のノーベル化学賞を受賞した。

また、HDD の容量増大の目的でも用いられている。具体的には、数原子層のルテニウムを記録層の間に挟むことで反強磁性的結合状態をつくり、磁化の方向(0/1の記録に対応)を安定化している。この手法により、ビットサイズを小さくした際の超常磁性効果によってもたらされる、記録の熱的不安定性を抑制することが可能となる。

歴史

ベルセリウス (J.J.Berzelius) とオサン (G.W.Osann) 1828年に存在を予測し命名。1844年にクラウス (K.Glaus) の研究により単体分離に成功、存在が証明された。ラテン語でルーシを表すルテニアが語源。

1973年に北海道の雨竜川で、ルテニウムを最も含む白金族元素の合金が発見され、命名規則から自然ルテニウム (Ruthenium) と登録された。日本で発見された初の元素鉱物の新鉱物である。(=ウィキペディア)

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