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2013年11月15日 (金)

私の世界・知らない世界―「ランボルギーニ50周年、歴代モデルを見る」(その②:四駆も製作)

ネットのCNNのニュース写真集:「ランボルギーニ50周年、歴代モデルを見る」からの続きです。

数が多すぎるので「その2」ですが、まだもう一回続きます。

ランボルギーニは「LM002」という四駆も製作しているのです。斬新な考え方を入れて、「シートやトリムの部分には本皮革をふんだんに使用し、エアコンやオーディオ、厚みのあるカーペットまで装備」と外見は装甲車? で内部は高級車に仕立て上げたのです。「まさに現代におけるプレミアムSUVの先駆けともいえる存在」というものです。

ただ、値段が高すぎたのか総生産台数は、1986年から1993年の8年間で301台だそうです。

LM002LM002ブルネイ

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1970年~1976年のJARAMAから

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LM002

イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニが1986年から1993年にかけて発売していたオフロード4WDである。

元々はアメリカ「MTI(モビリティテクノロジーインターナショナル)」の依頼を受け、ランボルギーニが製作したアメリカ軍向け高機動車のプロトタイプが起源である。その1台が1977年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロト で「チーター」として発表された。

当初はのちに親会社となるクライスラー製V8気筒エンジンを横置きでリアミッドシップに搭載していたが、軍用車としての道が頓挫した後はエキゾチックカー路線へ転身、ランボルギーニ製 V12気筒をリアに横置き搭載したコンセプトカーを経て、V12エンジンをフロントに移動させ、縦置きとした「LM002」へと生まれ変わり、1986年に市販を開始した。

鋼管スペースフレーム、FRP製アウターパネル、アルミ製ドアからなるボディに、カウンタックの5.2L - V12気筒"クアトロバルボーレ"’(4バルブ)をガソリンの質の悪い地域も考慮に入れて仕様変更、砂漠などの悪環境も考慮したエアクリーナー、酷暑地域も考慮した大型ラジエーターなどの変更などと共に、オフロード走行に適するように改良された。エンジンは最高出力450PS/6800rpm、最大トルク51.0kgm/4500rpmを発揮し、3t超の車両総重量を最高速度206/hまで引っ張る。

ドライブトレインは副変速機付きトランスファーとZF5MTを備えたフルタイム4WDを採用。燃費向上の為、後輪駆動にすることも可能であった。タイヤはパンクしても走行が可能なピレリ製の専用品(325/65VR17)を装着。乗車定員はキャビン内の独立シートに4人、ボディ後部はトランク、もしくはエクストラで2人乗れる荷台となっている。燃料タンクは290Lと大型トラック並みの大容量を誇っていた。

シートやトリムの部分には本皮革をふんだんに使用し、エアコンやオーディオ、厚みのあるカーペットまで装備するなど、インテリアはエクステリアの印象と打って変わって高級車そのものであり、まさに現代におけるプレミアムSUVの先駆けともいえる存在であった。1993年に生産終了、総生産台数301台。

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