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2013年12月 7日 (土)

私の世界・知らない世界―「核先制攻撃症候群」について(その2)

RC.オルドリッジ氏の「核先制攻撃症候群・ミサイル設計技師の告発」という本ですが、本の紹介文に「アメリカ最大の兵器会社ロッキード社に十六年間在職し,ミサイル設計主任であった著者は,アメリカの核政策が報復から第一撃先制攻撃に転換したことを知り,辞職した」とあるのですが、“アメリカの核政策が報復から第一撃先制攻撃に転換”がどのようなことを意味するのか? という話です。

ミサイル設計技師の彼が大きな疑惑を持った理由が、「命中精度の執拗なまでの追求」と「小型化・多弾頭化」にあるです。“報復”を目的にするのなら、相手の重要拠点である大規模な軍事基地や大都市を攻撃すればよく、メータ単位の命中精度は不必要で、「小型化・多弾頭化」も無意味です。

その意味があるのは、「核ミサイル格納庫をピンポイントで無力化」という「核先制攻撃」のシナリオです。

当時のソビエトは100メガトン級などという大型の核爆弾を作り、“大きいことはいいことだ”というロシア的短絡思考で、「精度を上げなくとも、そこら辺に落ちれば全部パー」を狙った? というか、そこまでの電子制御技術がなく、「先に核ミサイルだけを攻撃」などということは思いもよらなかったのかも知れません。

「核先制攻撃」を防ぐ方法の1つは、核ミサイルの位置を知られないことです。核ミサイルの格納庫は地下にあってどんなに強固でもピンポイントの核爆弾には破壊されます。

従って、「絶えずトレーラや貨車で移動する」という方法があります。

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もう1つは、広い国土にダミーのように、やたらとカラの核ミサイルの格納庫を作っておくことです。「ときどき、人知れず本物がいる」という具合に。

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それと最近では、ステルス爆撃機で識別圏周辺をランダムに巡回? もありそうです。

最近のステルス爆撃機B-2(“fas.org”より)

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