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2013年12月15日 (日)

騙されてはいけない875―今起こっている福島原発事故・「敷地境界線量評価の変更」

東電の1213日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所敷地境界線量評価の変更について」からです。

東電は「タンク類の増設等に伴い,敷地境界線量を変更」したことの報告ですが、タンクG3エリア,J1エリアにおけるRO濃縮水貯蔵タンクが放射線源として追加、地形の高低を配慮して直接線・スカイシャイン線の合計値を推定したものです。

注)スカイシャイン線(環境省原子力規制委員会のHPより)

放射性物質を内包している建屋天井を通過して施設の外部へ漏れ出た放射線が、施設上方の空気で散乱されて地上に向かう放射線のこと。施設の遮へい設計では、スカイシャイン線と建物側壁を透過してくる放射線(直接線)の線量の合計線量を考慮して設計される。

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 今までの約7.8mSv/年(概算値)から、8.04mSv/年になっており、素人考えでは大した差ではありませんが、“敷地境界線量”ということは実際の敷地内の場所によって、大いに影響があると考えられます。

参考に、HPで公表している既設モニタリングポストデータを見ると、構内では事務所本館南の約150μSv/hが最も高い値で、単純に年換算すると1.314 Sv/yになってしまいます。

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