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2013年12月 3日 (火)

私の世界・知らない世界―ジンジバリスとカンジダ、放線菌

歯周病は、ポルフィロモナス・ジンジバリスという細菌が原因だそうで、ジンジバリスは嫌気性で、歯と歯肉の間の隙間に住みます。

糖尿の所為で、細菌が繁殖しやすく歯周病が起こると思っていたのですが、「面白い話のネタ―CRPと血糖値の関係」で言ったように話は逆で、歯周病などの感染症になってCRPが高くなると血糖値が高くなるという、秩序もあるのです。

<“ナオルコム”の記事を参考:再掲>

細菌による感染症を発症すると、細菌が出す毒素(内毒素)によって患部が腫れ、炎症性サイトカインが内毒素と一緒に血中に入り込む。

血管を拡張させ、血管の透過性を亢進、好中球が血中に入ってきて全身疾患が起こる。

内毒素・炎症性サイトカインなどが肝臓に取り込まれ、

①CRP(C反応性タンパク質)という物質が出てきて、グルコースの代謝を阻害。グルコース(糖)が血中にとどまり血糖値が上昇。

②インスリン抵抗性が高まり、膵臓からのインスリンの分泌が抑制」

が起こる。

普通は、ジンジバリスが嫌気性で、口内では色々な常在菌の先住者が多く(微生物バリア)住む場所がありません。ところが、カンジダや放線菌という輩が一次的に歯肉に侵入し拠点を作ると、その歯肉の隙間がジンジバリスには快適な住居なのです。

つまり、カンジダや放線菌が歯肉を病的な状態にして、二次的なジンジバリス感染を引き起こすのです。もっと恐ろしいことに、ジンジバリスが血中に侵入すると動脈硬化を起こす原因にもなるそうです。

ただ、カンジダや放線菌は「ちょっとやそっとで除去できないやっかいな菌」というのですが、カンジダは“酵母の姿の菌類の属名”、つまりカビで発酵にはなくてはならないのです。放線菌も抗生物質やグルタミン酸の生産や自然界での窒素固定など、大切な役目を担っているものもあるのです。

それだけで良いかどうかは分かりませんが、カンジダや放線菌は熱に弱いので、“熱いお茶を飲む”という習慣があれば歯槽膿漏になり難い? そうです。

そういえば、汗かきなので、冬でも“熱いお茶”より“冷たい水”でした。というか、優雅にお茶・・という習慣がありませんでした。

出芽酵母:カンジダ・アルビカンス。偽菌糸が左に見える

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カンジダ

酵母の姿の菌類の属名である。無色の不完全酵母に対してこの名が与えられる。一部はかつてトルロプシス属(Torulopsis)と呼ばれていた。

酵母は単細胞性の菌類の総称であり、分類上の群ではない。いわゆる出芽酵母など、多くのものが子嚢菌類に属するが、担子菌系の酵母も発見されている。これらの判断はその酵母の有性生殖の姿(テレオモルフ)を観察しなければわからない。しかし、それが発見されないものもある。そのような場合、菌類の分類においてはそれをアナモルフ菌(不完全菌)と位置づけ、それに学名を与えることが認められている。そこで、酵母の場合もそれにならい、不完全酵母という。かつてはこれに分類単位としての位置を与え、不完全菌門不完全酵母綱と呼んだが、現在はこのような扱いは行わない。不完全菌の位置はあくまで仮のものであり、正しい分類上の位置がどこかにあるはずだからである。

その中で、カンジダはもっとも普通な不完全酵母を含むものである。出芽によって増殖する酵母であり、条件によっては菌糸に近い姿(偽菌糸)をとるものもある。多くの種があるが、特に有名なのはカンジダ・アルビカンス(C. albicans)である。これは、時にヒトのカンジダ症を引き起こす病原体として知られている。元来はヒトの体表や消化管、それに女性の膣粘膜に普通に生息するもので、多くの場合は特に何の影響も与えないのだが、体調が悪いときなどに病変を起こす日和見感染の原因となるものである。

C. etchellsiiC. versatilisは味噌の発酵に関与している。また、C. stellataなどはワインの醸造に関与している。 C.albicansの鑑別試験として、仔牛血清に被検菌を接種し、37℃で23時間培養した後に顕微鏡下で発芽管を観察する発芽管試験がある。

放線菌

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一般に、グラム陽性の真正細菌のうち、細胞が菌糸を形成して細長く増殖する形態的特徴を示すものを指していた。元来、菌糸が放射状に伸びるためこの名があるが、現在の放線菌の定義は16S rRNA遺伝子の塩基配列による分子系統学に基づいているため、桿菌や球菌も放線菌に含められるようになり、もはやこのグループを菌糸形成という形態で特徴づけることは困難である。

Streptomyces属など典型的な放線菌では空気中に気菌糸を伸ばし胞子を形成するので、肉眼的には糸状菌のように見える。多くは絶対好気性で土壌中に棲息するが、土壌以外にも様々な自然環境や動植物の病原菌としても棲息している。また病原放線菌として知られるActinomyces属とその関連菌群などのように嫌気性を示す放線菌も一部存在する。放線菌のDNAはそのGC含量が高く(多くは70%前後)、それがこの菌群の大きな特徴である。

放線菌は特に抗生物質を生産する菌が多いので重要である。抗生物質生産菌の大部分が放線菌に属し、特にストレプトマイセス属(Streptomyces、ストレプトマイシンの名の由来)に多い。

放線菌はカニ殻やエビ殻等の甲殻類に含まれるキチン質と呼ばれる物質を好むものもある。このキチンはキチナーゼという酵素によって分解され、糸状菌等の病原菌の活性を抑制する効果があるとされる。特に冬など寒い季節や落葉の下の寒い場所を好む。竹林など多くの場所に生息している。このことから堆肥発酵にも関与していると考えられる。

フランキア属(Frankia)はヤマモモやグミなどの根に共生し窒素固定を行う。そのほか、上記の典型的な形態を示さないグループには、結核菌 Mycobacterium tuberculosis 、らい菌 Mycobacterium leprae 、ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae や、BCG菌を含む Mycobacterium bovis のほか、グルタミン酸生産菌 Corynebacterium glutamicum のような工業的に重要な菌もある。また、ヒトなどの腸内細菌であるビフィズス菌も放線菌類に分類され、食品や整腸剤に利用されている。(=ウィキペディア)

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