騙されてはいけない903―今起こっている福島原発事故・「タービン建屋東側(海側)下部透水層の放射性物質の検出と対応!?」
東電の1月15日に公表した記者会見配布資料「タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況について」からです。
12月3日と10日に「タービン建屋東側(海側)下部透水層(2番目の透水層)の水質を確認すると、採取した水より放射性物質が検出された」のです。
それで、「1月9~10日に採水方法を変えてサンプリングを行ったところ、採水方法により結果が 異なった」と言うのですが、“放射性物質が検出された”のです。
普通このような場合、安全性を考慮して悪い方を事実として採用、原因や対策を考えるものです。
東電の「今後、再度サンプリングを行った後、その結果などを踏まえ評価予定」というのはいかにも往生際の悪いやり方で、そのようなことで時間を費やすと問題がより深刻になる可能性があるものです。
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