騙されてはいけない910―今起こっている福島原発事故・「原発事故の作業員の被爆について」

東電が1月20日にＨＰに公表した「廃炉・汚染水対策現地調整会議2014年1月20日（第５回）」の「【資料３】福島第一原子力発電所敷地境界における実効線量の制限の達成に向けた規制の在り方に係る論点」からです。

「福島第一原子力発電所敷地境界における実効線量の制限の達成に向けた規制の在り方に係る論点」の資料に、原発事故の被爆（作業員が対象）に関すること良く分かる図があったので、参考として紹介しておきます。

 

原発事故による被爆、ここでは廃炉に向けた原発の作業員が対象ですが、以下の項目が挙げられています。

①排気中（原子炉などから）の放射性物質からのγ線

②排気中（原子炉などから）の放射性物質の地表沈着からのγ線

③吸入摂取

④水の経口摂取

⑤固体廃棄物等からの直接γ線・スカイシャインγ線

⑥タンク等からの制動Ｘ線

その他として、「海産物の経口摂取によるものを含む被ばく評価については別途確認」とあるように、⑦として“農産物や海産物等の経口摂取”があります。