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2014年1月16日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―49メートルのダイオウイカ、偽造写真!?

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースからです。

49メートルもの化け物ダイオウイカの画像がソーシャルメディア上を飛び交ったが、やがて偽物と判明した」と言う話ですが、明らかに“偽造写真”というものが見られるのも稀な事なので紹介します。

01 

写真の専門家ではないので大したことは分からない、 と言うか素人判断ですが、確かに偽造写真の化け物ダイオウイカの影、特に左側の影は不自然、変な気がします。

普通にあるダイオウイカの標本は、我々の知るイカとしては体長約3.15mなどと巨大ですが、10mを越えない程度ものです。

生物標本(触腕を含め体長約3.15m、触腕を広げたとき全長約7m200213日にヘブリディーズ諸島から約160km離れた海域で捕獲された。イギリスのプリマス国立海洋水族館所蔵。)

02 

ダイオウイカ

非常に大きなイカであり、日本での発見例は外套長1.8m、触腕を含めると6.5mにも達する。ヨーロッパで発見された個体群(かつてはタイセイヨウダイオウイカやテイオウイカに分類)になると、特に大きなものは体長18mを超えたともいわれる。(=ウィキペディア)

49メートルのダイオウイカは偽物だった

January 15, 2014

 49メートルもの化け物ダイオウイカの画像がソーシャルメディア上を飛び交ったが、やがて偽物と判明した。

 カリフォルニア州サンタモニカの海岸に打ち上げられた巨大な深海生物の写真は先週、Webサイト「The Lightly Braised Turnip」上で風刺記事と共に掲載された。

 記事では、巨大イカをゴジラになぞらえ、おそらく日本の福島原子力発電所から出た放射線の犠牲と主張する。

 フェイスブックやツイッターで人々が噂のイカの画像を共有し始め、偽ダイオウイカは本物のごとく広まっていった。

 このような噂を調査するWebサイト「snopes.com」のスタッフは、サンタモニカの海岸沿いを車で走行しながら確認を行ったが、ダイオウイカの姿はまったく見当たらなかった。また、「そのような話題を載せた地元報道機関の記事すらもなかった」と報告する。

 フリーライターのデイビッド・エメリー(David Emery)氏は、写真のイカは201310月にスペインの海岸に打ち上げられた9メートルのダイオウイカであると、「About.com」に書き込んだ。

 この偽造写真は、スペインのイカの写真を引き伸ばして、浜辺に立つ人々の写真に合成したものだ。

 ナショナル ジオグラフィックのニュースフォト編集者シェリー・ブルックバッカー(Sherry Brukbacher)氏は、「純粋な写真の観点から言って、イカのすべての影、とりわけ左側が不自然で、画像の信憑性をすぐに疑った」と述べた。

「イカの体は硬直しない限り地面に沿って平らになり、写真のように盛り上がらないはずだ。また、すべての輪郭が均一に滑らかなのが不自然」と、同氏は指摘した。

 ダイオウイカは、マッコウクジラ(学名Physeter macrocephalus)と戦えるほどの大きさがある。ダイオウイカが勝つこともあれば、クジラの腹の中に納まることもある。

 しかしながら、科学者によって計測された最も巨大なダイオウイカは、スミソニアン国立自然史博物館のWebサイトによると約12メートル。インターネットを席巻した49メートルのダイオウイカには到底及ばない。

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コメント

こんにちは!

お邪魔します!

確かに不自然ですね

投稿: 幸奈 | 2014年1月16日 (木) 14時52分

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