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2014年2月 6日 (木)

騙されてはいけない925―今起こっている福島原発事故・「ストロンチウム分析、放射能濃度を3割程度過大評価!?」

東電の25日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所におけるストロンチウム-90分析の評価について(概要版)、(報告書)」からです。

東電の概要版の報告によると、

H256月採取分の港湾内海水試料のストロンチウム-90分析結果が7月下旬に判明し、ストロンチウム-90濃度が全ベータ放射能濃度を上回る状況(データの逆転)が散見されたため原因究明を実施。 調査の結果、データの逆転は56号機のホットラボの低バックグランドガスフロー型計数装置(LBC)でストロンチウム-90分析に偏っていることが判明した。」

ということですが、報告書本編の検証結果では、

[ストロンチウム-90 分析検証結果](報告書より)

5,6 号機ホットラボにて実施しているストロンチウム分析については,放射能計算時に用いるイットリウム-90 効率(計測器導入当時に測定し現在まで継続して使用:以下,設定値)が,現状の効率よりも低い値であり,放射能濃度を3 割程度過大評価していた

ということで、ストロンチウム分析について放射能濃度を3割程度過大評価していたのです。

以下は、東電が報告しているストロンチウム-90濃度が全ベータ放射能濃度を上回る状況(データの逆転)の例です。

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報告書本編の“推定原因”を見ると、「最終回計測で得られた効率を採用」や「・・ばらつきが生じた原因については,さらに考察することに考えが至らなかった」は余りにも安易というか、大切なデータを取り扱う立場の人の考えでは有りません。“不慣れな作業”ならば、慣れる(計測値が安定する)まで回数を繰り返せばよいことです。

【推定原因】(報告書より)

4 回にわたって実施した測定で得られた計測データから,旧装置との効率差異について「計測用線源作成時の薬品使用は効率に影響しないこと」,また「窓無型計測器は放射線検出部の汚れにより計数が安定しない場合があること」と推定したが,旧装置との効率差の直接原因は解明できなかった。このため,「当該装置の効率は旧装置と同型であるが,機器固有の特徴として効率が低い」と判断し,最終回計測で得られた効率を採用した。

4 回の測定で得られた効率が50%70%とばらつきが生じた原因については,さらに考察することに考えが至らなかった。

■ 効率測定作業は計測器導入時にのみ実施するものであるため不慣れな作業であり,一連の作業プロセスの中で立ち止まるには至らなかった

また、そのような問題が起こったのは半年以上前のことで、何故今頃と思います。

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