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2014年2月 7日 (金)

騙されてはいけない928―今起こっている福島原発事故・「5,6号機タービン建屋地下滞留水の漏えい!?」

東電の26日に公表した記者会見配布資料からです。

先に「高台炉注水ポンプ近傍における汚染水の漏えい」を報告しましたが、6日はそれ以外に東電は「5,6号機タービン建屋地下滞留水を貯水)の間にある流量調整弁と逆止弁間のフランジ部より、水が鉛筆1本程度の太さで漏れていることを当社社員が発見」と漏えいを報告しています。

余り5,6号機の滞留水は注目されないのですが、「滞留水の保留状況(128日時点)」(既報)を紹介します。

5,6号機北側のFタンクエリアは貯留率が96%、容量18,900㎥に対して貯留量が18,135㎥とかなりギリギリの運用です。

12856 

いつものように放射能を計測した報告がないのですが、5,6号機タービン建屋地下の滞留水は汚染水ではないのでしょうか?

5,6号機北側のFタンクエリアの場所はマップのピンクの丸ですが、航空写真の撮影時期が現時点ではありません。

Photo_2 

<東電の報告>

H26/2/6 10:50 頃 5,6号機北側のFタンクエリアに設置しているAタンクとBタンク(A,Bタンクともに、5,6号機タービン建屋地下滞留水を貯水)の間にある流量調整弁と逆止弁間のフランジ部より、水が鉛筆1本程度の太さで漏れていることを当社社員が発見。漏れた水は堰内に留まっているが、一旦ビニール袋での養生を実施。なお、モニタリングポストの指示値に有意な変動は確認されていない。その後、AタンクからBタンクへの移送配管のAタンク側出口フランジ接合部を切り離して配管内の残水を抜いたことにより、同日12:08、フランジ部からの漏えいが停止。

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