騙されてはいけない936―今起こっている福島原発事故・「地下水観測孔No.1-13でセシウム134が2万2千Bq/L、セシウム137が5万4千Bq/L」
東電の2月13日に公表した記者会見配布資料と「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その3)」からです。
東電は、新たに「地下水観測孔No.1-13のサンプリングを実施(初採取)」しましたが、セシウム134が22,000 Bq/L、セシウム137が54,000 Bq/L、全ベータが260,000 Bq/Lというもので、今まで採取された地下水観測孔の値とは桁違い! というよりも、万単位の違いです。
分かりにくいのですが下表の前回公表までの最高値のセシウムの欄と比較して見ればそれが、凄い値であることが分かります。
これまでの、セシウムの最高値は例外の地下水観測孔No.1-2のセシウム134が11,000 Bq/L、セシウム137が22,000 Bq/Lを除いて、他は高々百の単位です。
<東電の報告>
【タービン建屋東側の地下水調査/対策工事の実施状況】
<地下水観測孔サンプリング実績>
2/12 地下水観測孔No.1-13 のサンプリングを実施(初採取)。分析結果は以下のとおり。
【地下水観測孔No.1-13 の測定結果:2/12 採取分】
・セシウム134 : 22,000 Bq/L
・セシウム137 : 54,000 Bq/L
・全ベータ : 260,000 Bq/L
セシウムについては、周辺の地下水観測孔と比べて高い値が検出されており、今後、監視を継続する。その他の分析結果については、前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
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