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2014年2月18日 (火)

私の世界・知らない世界―「放射性廃棄物施設で異常値観測 米ニューメキシコ州(CNN)」の米国核廃棄物隔離試験施設(WIPP)

ネットのCNNの米国核廃棄物隔離試験施設(WIPP)で「空気中の放射性物質の異常値を示す警報が鳴り、緊急措置を講じていた」というニュースです。

Waste Isolation Pilot Plant(ウィキより)

01 

WIPP施設概要

02 

ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある米国核廃棄物隔離試験施設(WIPP)は「核兵器の研究開発によって生じる超ウラン元素の高レベル・長半減期放射性廃棄物の、恒久的な処分のためのアメリカで最初の地層処分施設」です。

ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある米国核廃棄物隔離試験施設(WIPP)

Wipp06 

Wipp07 

03 

以下は、米国核廃棄物隔離試験施設(WIPP)のHPから、施設の紹介です。

WIPP Site

Wipp01 

Transportation(輸送)

Wipp02 

Remote-handled(遠隔ハンドル)>

RH-72B輸送用コンテナは、米国原子力規制委員会によって認定された鉛で出来た容器で、プラントにおいて遠隔操作により超ウラン廃棄物を取り扱うための柄(ハンドル)に使用されます。

格納容器の輸送用コンテナRH-72B

Wipp08 

代替輸送用コンテナCNS10-160B

Wipp09 

岩塩の壁に穴を開け、容器を押し込む機械

Wipp10 

<鉱山作業>

岩塩の廃棄室を作る鉱山作業

Wipp05 

以下はHPにある最新のコメントですが、

「(2014216日、18:32 MST )運用担当者)

エネルギー省( DOE )廃棄物の米国商務省の放射線イベントに応答している。

WIPPの関係者は状況を監視し続ける

・サイトへのアクセスが不可欠要員に限定され続けているだけ

・施設の表面上の汚染は、どの装置・人員で発見されていない

DOE(エネルギー省)は、人の健康や環境に危険がないことを強調する

WIPPシステムの空気監視および保護ろ過システムは稼動しており、設計どおりに機能する。

・空気中の放射線源は、まだ調査されている

wipp.energy.govより)

と、「何か? 何処かで以前に聞いたような・・」もので、このような問題の対応は何処とも「そっけない・・!?」が原則のようです。

『放射性廃棄物施設で異常値観測 米ニューメキシコ州

2014.02.17 Mon posted at 12:24 JST

(CNN) 米エネルギー省は、ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある放射性廃棄物の処理施設で空気中の放射性物質の異常値を示す警報が鳴り、緊急措置を講じていたことを明らかにした。

エネルギー省報道官によると、廃棄物隔離試験施設の地下約800メートルにある隔離区域で14日午後11時半ごろ、空気中の放射性物質の濃度上昇が観測された。これを受けて同施設は、ろ過された空気の外部放出を直ちに中止する措置を取ったという。

同施設で今回のような事態が発生したのは初めてだといい、エネルギー省などが原因を調査中。対応が早かったことから周辺地域に危険が及ぶことはなかったと説明している。

同施設では、換気装置で空気の状態を常時監視しており、放射性物質の流出が疑われる場合は自動的に「ろ過モード」に切り替わるという。

アラームが鳴った時、地下には誰もいなかったといい、発生時刻や場所から判断すると、地上にいた従業員にもほとんど危険は及ばなかったとエネルギー省広報は説明する。従業員は一時的に隔離されて検査を受けた後に、放射線管理技師の許可を得て帰宅した。

負傷者の報告はなく、トラブルが起きたと思われる区域は封鎖されたという。

ニューメキシコ州選出の上院議員は、職員や周辺地域の住民の安全を最優先しながら、引き続き状況の推移を見守ると表明した。

米国核廃棄物隔離試験施設(Waste Isolation Pilot Plant、略してWIPP)

核兵器の研究開発によって生じる超ウラン元素の高レベル・長半減期放射性廃棄物の、恒久的な処分のためのアメリカで最初の地層処分施設である。ニューメキシコ州カールズバッドの東方約42kmに位置している。核燃料サイクルの最終工程である。

歴史

米国エネルギー省では1974年に廃棄施設建設を立案し、20年に及ぶ科学調査、公聴会、規制法案の制定などの後19993月に操業を開始した。2070年まで操業(廃棄物搬入)の予定である。2010年の時点で9000回廃棄物が搬入された。周辺のカルスト地形などの地質調査は継続中である。地層の安定していると思われるテキサス西部からニューメキシコ南東部のen:Delaware Basinの岩塩層が適合地として選ばれた。廃棄物保管場所は地下655メートルの厚さ1000メートルの岩塩層中に掘削設置された。岩塩層の物理的可塑性(plasticity)から亀裂などの封印効果が期待されているが、ドイツの岩塩層の地層処分施設en:Schacht Asse IIでは地下水への放射性物質の漏洩が観測され、貯蔵空間の圧縮・岩塩ドームの崩落なども危惧されている。

貯蔵廃棄物

WIPPに搬入される廃棄物は一定の放射能以上(100 nCi/グラム)でアルファ崩壊する半減期20年以上のTRU廃棄物に限られていたが、20009月からは放射性廃棄物とその他の危険物の混合廃棄物も受入が始まった。 また廃棄物に含まれる水分の(放射性物質から放出されるエネルギーによる)分解による水素爆発を防ぐため廃棄物収納容器は通気機能を備えている。

また全米からの廃棄物の搬入に関してはその都度衛星追跡等の最新の技術と設備で厳重な警備のもとに執り行われる。また搬送ルートにおける事故を想定してWIPPでは非常事態対処メンバーとして23000人の専門家を教育訓練している。

施設および周辺地域の管理

操業中および2070年の施設閉鎖後も環境汚染を防ぐ為、施設および周辺地域の隔離・管理は引き続けられる。米国環境保護庁では管理期間を1万年としており、予測できない遠い未来を考慮して各種の未来への伝言(警告)措置が検討されている。敷地周辺に土塁を構築し、何十もの標識を敷設、警告文も現在の国連の公用語(英語、ロシア語、中国語、フランス語、アラビア語、スペイン語)とナバホ語に加え象形文字による記述も考慮されている。(=ウィキペディア)

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